M&Uスクール

潜在意識の有効活用を教える学校”M&Uスクール”のサイト

今週の喝 第965号(2023.11.20~11.26)〜大勢の方のお越し、ありがとう御座います〜

潜在意識の大活用・あなたが変われば全てが変わるVol.966
成功への道しるべ!この世は全て催眠707

〜大勢の方のお越し、ありがとう御座います〜

 M&U SCHOOLの皆さま、一昨日「11月18日(土)」に大阪南港サンセットホール(港の見えるホール)で開催しました“La・Mer(ラメール)梅谷裕子オータム・コンサート”に、多くの方々のご来場、そして美しい花々の献花を賜りまして、心よりお礼を申し上げます。
 先週もこのコラムに書きましたが、我が妻・裕子は大阪音楽大学声楽科に在籍していた4回生の時にNHK大阪放送局のニュースキャスターの募集があり、それに応募した結果、「ニュースワイド640」(NHK大阪で、夕方6時40分から放映される大阪地方局のニュース番組)のアナウンサーに抜擢されました。そして、そこで偶然が重なって、私と結婚する運びとなりました。今から40年前の事です。
 当時は今とは違い、大体が結婚すると退職して家庭に入るのが一般的でした。そして二人の子供が産まれ、生活が安定してきた頃(結婚10年目くらいの頃)、私との間で口喧嘩が絶えなくなり、また後日お伝えしますが、皆さまと深い御縁を頂戴しているM&U SCHOOLの学長に就任し、DJやテレビ司会の仕事、それに新人歌手の為の作曲、吹奏楽やオーケストラ用の編曲(アレンジ)など多くの仕事を抱えておりました。ところが、我が妻の方は、単発で入ってくるNHKの番組(「今日の料理」や「すくすく赤ちゃん」、時々「明るい農村」etc.)の仕事があるものの、日頃は別にやることも持たず、ずっと精神的にイライラが募っていたのでしょうか。また私も、仕事が無いときには全くないのですが、一つ仕事が入ってくると同時に多くの仕事が重なる(共時性の原理でしょうか)事象が起こり、私もイライラしていました。
 私も若気の至りだったのでしょう。このような夫婦関係に限界が来たと感じ、ある日のこと「裕子、君に話がある」と切り出したのです。その話の内容は……?

 

★★危機は、人生の転機!「雨降って地固まる」★★
 「なぁ裕子、君と縁あって夫婦になったけど、最近の二人は何かあると口論になる。私は君といる事で心の安寧を求めて結婚したけれど、今は全く楽しくない!それどころか、イライラする。私だけではなく、君も同じ気持ちやないか?だから離婚しよう!」
と切り出したのです。唐突な私の提案に彼女は、
 「私は何をしたら良いのかよく分かっていない。何をすれば良いの?」と尋ね返してきました。そこで私は、
 「あなたは“何のために大音(大阪音楽大学)に行ったの?」
 「それは簡単よ。唄が歌いたかったから」
 「そうか、それなら長い間ご無沙汰しているけど、もう一度初心に返って、歌を勉強し直しコンサートを開いてみると良いよ」
ということになり、楽曲のBackupを私が努め、コンサートなどの細々とした企画・采配は、当時これも奇縁から懇意にして頂いていた(今話題の)宝塚歌劇団の名誉理事の内海重典先生が引き受けて下さることになりました。そして、問題は10年ほど歌など唄ったことがなかったので、一から大学時代の師・上木惇(うえきあつ)先生に学び直し、完全に一つの目標にシフトしたのです。その時の裕子は出逢った時のような輝きを取り戻しておりました。それは今も続いています。
 このような経緯から、梅谷裕子の歌手人生が始まりました。そして今年で25周年を迎えることができました。その間には、帝国ホテルでのディナーショー、大阪NHKホールでのリサイタル、そしてCDの制作など、そのセールス能力は周囲の者が驚きを感じるほどでした。
 高校生の時には、テニスクラブに入部し、本人の言うには国体出場一歩手前まで行き、今とは違って、顔も身体も日焼けで真っ黒だったそうです。
 今思うことは、少し格好良く言いますが、あの時、私が勇気をもって「離婚」を切り出したからこそ、彼女自身、自分に内在する“やる気”“根性”に目覚めたのだと思います。そして周囲には、私とは雲泥の差で後援会も組織され、もの凄い勢いがついてきたのです。しかし、以前に「離婚の危機」があった事もあり、決して増長することもなく(失礼!)現在(いま)に至っています。
 昨日もコンサート終了後、聴きに来て下さった大勢の方から多大な良き評価を頂戴しました。
 裕子との40年の生活を振り返ってみると普通の夫婦生活を送ってきたように思います。結婚15年目にして生じた「離婚危機」!そしてそれを奇縁に始まった歌手への一念発起etc.
 この時を振り返ると、某かの危機があって人は自分の内面に気づき、次の“目標”に向かっての“目的意識”を発見してゆくのです。まさに、「雨降って地固まる」の如しだということ感じた一日でした。

 

  この続きは、来週のお楽しみ……('-^*)/