M&Uスクール

潜在意識の有効活用を教える学校”M&Uスクール”のサイト

今週の喝 第532号(2015.6.29〜2015.7.5) この世は全て催眠だ(274)〜我々人間は、運命の決定法を身につけた。〜

潜在意識の大活用・あなたが変われば全てが変わる
潜在意識ってどんなもの?

この世は全て催眠だ(274
〜我々人間は、運命の決定法を身につけた。

 さてさて、件のヴァイオリン嬢も、彼氏の協力もあり大分自分の心の状態が分かってきたようです。つまり、潜在意識という記憶装置であり生命維持装置が、自分の心(顕在意識)の迷いによって乱されているということです。それは、ヴァイオリンの練習に時間を割くと彼から嫌われる(のではないか?)と思ったこと。そして、彼とのデートが楽しい故、ヴァイオリンの練習が疎かになり、今度は師匠に叱られる(だろう!)という二つの思いが、彼女の心を同時に襲ったため、自分自身(顕在意識)が混乱してしまい、潜在意識の生命維持装置(これは身体だけではなく、自分の心や名誉心も守ろうとする)が、自動的に作動して、結局、自分の意思とは無関係に「病気の症状」を誘発することで、“理由付け”を成立させてしまったのです。しかも、このことは彼女の意思とは全くと言って良いほど無関係に(自動的に)行われてしまったのです。

 そもそも、潜在意識の一つの働きである自律神経は、突然道路脇から飛び出したボールに反応し、瞬間的に次に子供が飛び出してくるであろうというイメージを湧かせ、瞬間的に急ブレーキを踏みます。その時、別に外気の温度が変わったわけでもないのに、汗が吹き出し、身体を冷やそうとします。それは、血圧がイメージと共に急上昇し体温が急激に変化したため、その冷却作用として起こるのです。これが、冷や汗の原理です。

 そして、この動作を幾度となく繰り返すことによって、潜在意識はそのパターンを記憶し、その(一定の条件)状態になると、反応が均一化されて(一定の状態で)繰り返されるのです。それは、良し悪しに関係なく潜在意識にインプット(記憶)されるので、良いインプット(癖)は、良い方向に人生を導き、悪いインプット(癖)は、悪い方向に人生を導きます。

 つまり、人生(運命)の良し悪しは、この癖のインプット状態で決まるのです。ですから、この潜在意識へのインプットの法則を知ることで、我々は、運命を決定することができるのです。

★★人間関係の正攻法!★★
 人間は、無意識に生きているが故に、人生の方向が漠然として定かではないという錯覚に陥るのです。今このように、PTSDに陥った一人のヴァイオリニストを元の状態に戻す作業を、皆さんに逐次報告できるのも、そこに、一つの法則性があり、その法則に従ってリードすることで、改善されるからです。つまり、心にも「心の法則」という共通の形が存在するのです。

 ここで、「心の法則」のちょっとしたタブーに触れなければ成りません。それは、もしかしたら男女差別と受け止められるかも知れないからです。しかし、社会的イデオロギーがどうであれ、女性は子供を産むことができても、男性には不可能です。そして、女性だけで子供を産むことも不可能で、男性の精子を受容しないと受胎することは出来ません。
 つまり私の見解は、男女はそれぞれ役割があり、その役割に添った(適切な)性質を備えている(異質であるが)故に、お互いが惹かれ合うと結論付けました。
 ここからは、私の独善と思って下さっても良いですから、お聞き下さい。

●女性は、寄りかかれる誰かがいると、
  安寧の心が生じ、何事も勇気をもって遂行できる。

●男性は、誰かが寄りかかってくれている
  という主体的感覚性によって、使命感が生じ、
  モティベーションが湧く。

 この法則(相互作用)が上手く働いた時に、恋愛感情は成就し、お互いを受け入れる態勢が生まれるのです。これが、私が思っている男女像で、この法則(もしかして仮説)の上に、今まで催眠誘導して、その成果を出してきました。

 難しく感じるかも知れませんが、簡単に言うと、女性が安寧感を得るには、男性のリーダーシップは女性が頼ることで芽生えることを伝え、男性の使命感を育てるには、その女性が男性のリーダーシップを期待することで成立することを理解させれば良いのです。
 もっと簡単に言うと、
  「女は男を慕(した)い、男は女を労(いたわ)る」
ことで、成立します。(上手くゆきます)

 件のヴァイオリニストのカップルは、この事が分からなかったために、お互いが不安の中にあり、また、かといって素直にもなれず、お互いが我の張り合いをしていたため、強い方は独善的になり、弱い方(今回の場合は彼女)が病的(PTSD)になったという顛末です。
 そこへ、救世主が現れたのです。(それは、私です)生意気なようですが、ただ、男女の法則(仮説)を知っていて、その通りに修復していっただけなのですが、劇的に彼女に活力が湧いてきたことは事実です。

この続きは、来週のお楽しみ……('-^*)/