M&Uスクール

潜在意識の有効活用を教える学校”M&Uスクール”のサイト

今週の喝 第511号(2015.2.2〜2015.2.8) この世は全て催眠だ(253)〜運命は、選択肢と優先順位で決まる!〜

潜在意識の大活用・あなたが変われば全てが変わる
潜在意識ってどんなもの?

この世は全て催眠だ(253
〜運命は、選択肢と優先順位で決まる!

 人は、「われ思う故に我あり!」と知覚する顕在意識が、どの方向に人生の舵取りをするのかを決定しています。この選択肢と優先順位によって、我々の人生が決まります。つまり、運命とは、自分自身の経験や勘から紡ぎ出した方向性(選択肢)が、いくつかあり、その中で、人間は一度に一つのことしか出来ないので、どれからやるか(優先順位)で自分の行く末が決まっているのです。よく、「人生儘ならないよなぁ(>_<)」という声を聞きますが、それは、この選択肢と優先順位が間違っているからです。
 私たちM&U SCHOOLは、「健康・経営・能力開発」を円滑に行うことをモットーに開校し、既に28年目に入りました。(少し自慢ですが)潜在意識の研究と実践でこれだけ長く続けられた学校は、少ないと思います。それは、我が校のメソッドが実際に成果を挙げているからに他なりません。
 世の方程式で「継続は力なり!」住岡夜光先生は喝破しましたが、継続するには、己の意志が堅固であることの他に、その行状が摂理に合致して「正しい」ことが大切です。ですから「継続」とは、根性論ではないのです。根性は、顕在意識で「決意・決心」の形で、意気込むことは出来ます。しかし、それが成就しないと、やがて不安がよぎり、挫折や放り投げをするようになります。
 “勇気”と“野蛮”が似て非なるものであるように、継続力を喚起するには、この運命の法則である「選択肢と優先順位」が、自分の中にどのようにして培ったかを知る必要があります。そこに論理的裏付けがなければ、勇気を出したつもりが、野蛮な行為に走ることも儘あります。しかも、それは自分では気付かないから恐ろしいですね。
 なぜ、気付かない間に間違いを冒すのか? それは、我々の選択肢が、自分の今までの人生に於いて行動したことを基準にして“潜在意識”に一つの回路を形作るからです。潜在意識とは、簡単に言えば“無意識”ですから、絶対に自分自身では気付きません。
 
★★似て非なるもの……それは「愛」と「欲望」!★★ 
 それでは、どうすることも出来ないかというと、そうではありません。失敗の兆候は顕著に表れます。それは、他人には「不快感」として伝わり、自分には「苦」として感じます。しかし、これらは全て結果論ですから、「転ばぬ先の杖」というわけにはいきません。
 そこで、M&U SCHOOLのような勉強が必要となってくるのです。勉強は、大半の人間が“出来るなら避けたいと感じる苦”ですが、勉強をしている姿は、その人間を好意的に見る者からはとても心地よい気分にさせます。ですから、自分が苦しくとも他人が快いならば、それは、挑戦して乗り越えなければならないので、その時の“苦”は必須要項となります。自分が苦痛に思うからと言って「失敗」と判断してはいけません。人間の歩みは、自分の側からだけ者を見たり感じたりする「偏見・片面固持・正常性バイアス」を極力排除することが成功への近道です。つまり、我々はいつも天秤を想像し、何かを目指すときには、内側と外側といった対局する2面を天秤の皿に乗せて、それが釣り合うかどうかをチェックすれば良いのです。
 まとめますと、
他人が「不快感」、自分が「苦」を感じたらな、それは、世の摂理にそぐわない。周りを快くする自分の苦痛は、学習必須要項である!
 
 我々人間は、「愛する」という最高の感情を持っています。従って、この「愛」に気付けば、「苦」に対して挑戦心が起こり、それを克服するエネルギーが湧いてきます。愛された人間は「苦」を乗り越え、乗り越えた達成感によって、潜在意識(無意識)に成功体験をインプットする。そして、愛の体感も潜在意識にインストールされているため、成長と共に他人を愛するようになります。そして、その愛がまた、後進たちの挑戦心を喚起し、苦の踏襲を繰り返させるのです。
 “愛”こそ成功の要です。そこで、M&U SCHOOLは愛の定義は、
 「相手が一番、自分が二番の感情を抵抗なく持つこと!」
という結論に達したのです。
 この「愛」の効果を、自らの体験則で実感し、その実践から相手を自分の理想の方向に導くためのメソッドが“催眠法”なのです。しかし、催眠は技法ですから、形だけを真似ることも出来ます。この形だけの「愛」なき催眠は、詐欺とおなじです。
 催眠と聞くと、いかがわしい匂いがするのは、この「愛なき催眠」に所以します。
 
 件(くだん)の美人ヴァイオリニストにも、私は愛を持って接する覚悟があるかどうかを、自分の潜在意識に尋ねました。己の意識が潜在意識(無意識)に、回答を求めたとき、それは、相手の将来をどのように望むのかという“目標”が明快であれば、それは「愛」の証しです。努(ゆめ)々(ゆめ)、愛と欲望を混同してはなりません。
 「愛」とは相手が一番、自分が二番で快を感じる心のこと。反対に、自分が一番、相手が二番でないと心穏やかでないならば、それは「欲望」です。人間の欲望は、他人を不愉快にさせ、その分、自分は満足(快)感を得ます。ですから、愛と欲望を理解掌握するには、人間関係がシッカリと構築されていなくては分からないといのです。

この続きは、来週のお楽しみ……('-^*)/