M&Uスクール

潜在意識の有効活用を教える学校”M&Uスクール”のサイト

今週の喝 第504号(2014.12.15〜2014.12.21) この世は全て催眠だ(246)〜“催眠”とは、快感のこと。そして、“快感”とは納得のこと!〜

潜在意識の大活用・あなたが変われば全てが変わる
潜在意識ってどんなもの?

この世は全て催眠だ(246
〜“催眠”とは、快感のこと。
  そして、“快感”とは納得のこと!

 「人間は、自分に対して才能や能力、実力を発揮して、効率よく仕事や人生を運ぼうとする」
この様に書けば、「合理化」でとてもよい事と感じますが、逆説的に言えば、
 「人間は、自分に対して才能や能力、実力があるのを良いことに、できるだけ楽に仕事を片付け、好きなことだけをやる人生を送ろうとする」
いささか、皮肉に富んだ言い方で申し訳ないのですが、正(プラス)の方向から見たときと、負(マイナス)の方向から見たときの違いは、このように大きいものです。どちらの言いまわしが快いと感じますか?
 これも「催眠話法」のひとつです。
 もうひとつ、
 「あの人は才能があるから、私がどう逆立ちしても追いつけないよ」
今度は、自分に対してこれからの行動指針を示した回答です。
しかし、これも逆説的に言えば、
 「あの人はそればかりに執着しているから、こちらはやることも色々あるし、追いつく気も無いよ」
という負け惜しみを言っているようになります。しかし、人間とは愚かなもので、負け惜しみも自分を納得させる大きな力となるのです。これも快さにつながる所業です。
 このように、人は自分の心が落ち着くところ=納得の行くところへ自分自身をもって行き、心を穏やかな“明鏡止水”の境地へと誘う事で、自己満足すれば良いと考えるのです。
 この考えから、私はひとつの結論を導き出しました。もしかしたら、これも私自身が自己満足すれば良いと思うためかも知れませんが……!
 それは、人間とは自分が納得すれば、快感と感知し自分自身の心を納めると言うことです。
 
★★人生は「感じ方と考え方」★★ 
 さすれば、究極論的に言えば、「人生とは、自己満足の世界!」と言うこともできます。このように言ってしまえば、反感も買うでしょうが、先の逆説思考から言えば正解ですね。
ま、言い方、聞き方はさて置いて、ひとつの哲学的結論としては成り立っているように思います。
 ですから、自分の人生に失望する人、希望を持つ人の分水嶺は、物事の解釈……言い換えれば、感じ方と考え方を「解釈」によって上手く受け止めれば、人生バラ色にすることも可能なのです。この考え方を私は「悟り」と受け止めました。
 さて、先の才能あると認めた人と自分との関係において、自分が納得する解釈をするには、「才能、能力、実力」といったその人間に具わった「力」の解釈を、もっと大きな視点から変えれば、私のような凡人の心は納得することに気付きました。そこで、私は、
  才能=その人間の意欲(目的意識)
  能力=常に磨き続けるもの(継続力)
  実力=Minimum則ちスタートラインを知る力(己を知る力)
と、置き換えてみました。すると、私自身の心に卑屈さが消え失せ、やる気と自信と勇気がモリモリと湧いてくるではありませんか。
 まさに、これぞ自己催眠の究極の形だと感じたのでした。先に述べた、自分に対して、才能ある者は「楽と得」のために用いようとするのも、自分が納得するためのものであり、能力ある他人に対しては、「あの人間は特別」といった感性も、自分自身が納得するための“方便”に過ぎないのです。
 ならば、“才能、能力、実力”といった珠玉の知性も、感じ方や解釈を変えることで、とても身近なものとなってきます。というより、対処対策が生まれてくるのです。それは、“才能、能力、実力”は、誰にでも具わっていて、その本質に気付かない故に、諦めていたのかも……と言うことです。
 そこで、人間本来の「夢の実現!」に向かう為のやる気(モチベーション)は、自分自身の感じ方や考え方を変えることによって出てくるという“自己催眠”に行き着くのです。
 言い換えれば、自己催眠とは感じ方考え方の変革であって、人間の優劣は、この感じ方考え方の如何(いかん)によると言う結論に達します。
 ここまで分かれば、自分の人生を思いのままに操ることの可能性が感じられますね。想像するに、その道は安易ではないにしても、決して不可能ではないと思うようになり、あなたの心に自信と勇気がモリモリと湧いてくる感覚がある事でしょう。

この続きは、来週のお楽しみ……('-^*)/