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今週の喝 第424号(2013.6.3〜2013.6.9) この世は全て催眠だ(166)〜NHK「病の起源」は、必見!〜

潜在意識の大活用・あなたが変われば全てが変わる
潜在意識ってどんなもの?

この世は全て催眠だ(166
〜NHK「病の起源」は、必見!

 先日、NHKの番組「病の起源」の第一回“ガン”を見ました。遺伝子の99%が同じチンパンジーはほとんどガンにならないのに、人間だけがよくガンにかかるようになったその秘密を、人類の進化の過程から解明してゆく、壮大かつ緻密な番組でした。もちろんご覧になった方も大勢おられると思いますが、人が特別にガンになりやすい5つの要旨をまとめてみます。
 一つ目は、500万年前、進化過程でチンパンジーと人とに分かれた時、人類は他のサル達と違って二足歩行を始めました。その結果、二本の手が自由に使えるようになり、狩りをした獲物をより多く運ぶことができるようになりました。その時、既に男女は夫婦形態で生活し家族を形成していました。
 ここからは、橋本徹大阪市長発言のようになりそうですが、お許し下さい。
 女は、より多くの食べ物を男に狩猟により獲得するために、多くの獲物持ってきたときSEXをすることで労っていたのです。
 食べ物を持って帰ると“H”ができる!こんな般化作用(癖付け)が、今までは他の類人猿と同じく交尾期を持っていた人間を、一年中いつでもSEXができて、それによって子孫を増やし勢力拡大するように女の身体が変化したのです。それまで、決まった時期に精子を作ればよかった男の身体は、ここで大変革します。つまり、いつ精子を作れば良いか分からなくなったため、「それでは、いつでもSEXが出来るように常に精子を作ろう」と、年がら年中生産する身体になったのです。若い男は何と1秒間に千個という厖大な生産量を誇ります。
 さて、ここでガンの発症原因を調べると、細胞分裂のプロセスでDNAの組み替え間違えによる突然変異によって発症するのです。だから、精子生産という猛烈な細胞分裂を起こす特徴を持ってしまった人間は、同時にガンに罹りやすい体質になったと言う事です。

★「素直さ」は、最高のワクチン!★
 女性に叱られるのを覚悟して申しますが、フロイト「リビドー(性的触発)が、全てのモティベーション」という説はほぼ正しいようです。男を働かせるために、SEXを受け入れる……これは、医療の発達と共に増え続ける現在の地球の人口増加を見ても明かです。
 何はともあれ、二足歩行で精子の細胞分裂が促進され、そのプロセスでガンのリスクを抱え込んだのです。
 そして、二つ目は、より円滑に狩りが出来るように、男は打製石器を作り始め、それがやがて工夫を重ね、より効率の高いものへと発展させるための“大脳進化"をもたらしたのです。この大脳進化も、猛烈な細胞分裂が成せる業です。赤ちゃんの頭が常に熱いのも、細胞分裂の勢いを示しているからだと思います。
 三つ目は、アフリカ・タンザニアの一つの地域で生まれた人類は、人口が増えすぎたため、食べ物を求めてヨーロッパの方(北)に移り住むようになります。その結果、日照時間が短く弱くなり、ビタミンDの不足が生じ、ガン予防能力が低下したのです。
 四つ目は、何とエジソンの電灯の発明によって、夜も仕事をするようになり、眠っている間に回復するべき免疫能力が低下し、ガンを退治できなくなったことです。
 そして最後の五つ目に、人間文明の発展によって生み出された、タバコやアスベストなどのガン物質の蔓延が指摘されています。

 いやはや、我々人間はその進化過程そのものがガン発生を促すリスクを持っていたのです。ここまで、明快に病が解明されてきたことも素晴らしいことですが、番組は、「大脳を発達させリスクを増大させた人間が、その大脳(文明)を用いてクスリの開発に成功しつつある」と締めくくっておりました。
 しかし、ここで我々M&U SCHOOLは、体験則から六つ目のガン発症原因を提示します。もちろん体験則ですから、科学的実証を専門的にやったわけではありませんし、そのような研究費用もありませんので、ここは一つ事例と仮説でお許し下さい。
 それは、「ガンコな性質の人は、ガンに罹りやすい!」と言うことです。
我々M&U SCHOOLは、人間の催眠現象を通して、人間の情動や健康、そして能力開発から経営手法に至るまで伝えていますので、「催眠法」は必須教科です。そこで催眠にかかる人の性質を調べますと、単純に「素直」なのです。
 そして、「素直な性質の人は、ほとんどガンに罹らない」という体験則を得ました。また、ガンに罹った人の中でも、自分の性質改善(体質改善ではなく)を素直に受け入れ、自分が発症した原因と結果を真摯に見つめた人は、不思議なくらい回復しているのです。
 NHKの番組は、素晴らしいものでしたが、これは身体の面からだけ見た片面固持だと思います。ここに第六番目の要因……心の在り方の研究がなされれば、より完成度の高いガン対策が打ち出せると思います。


その続きは、来週のお楽しみ……('-^*)/