M&Uスクール

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今週の喝 第128号(2007.10.1~2007.10.7)〜人間関係の源流・コミュニケーション(4)〜

潜在意識の大活用・あなたが変われば全てが変わる
潜在意識ってどんなもの?

人間関係の源流・コミュニケーション(4)

 コミュニケーションを結ぶのに、相手との心の疎通が確立されていなければ、ほとんど伝わりません。すなわち、相手との人間関係を大切にして、その上にコミュニケーションを作って行く事が大切なのです。端的に「心を開く」ことを、こちら側が踏まえて、初めて相手の心を開かせる事が出来、その上で「相手に迫ってゆく」事が大切です。
 心を開く事を漢字で「挨」と書き、相手に迫る事を「拶」と書きます。すなわち<挨拶>とは「心を開き、相手に迫る」と言う意味なのです。ただただ、「おはよう、こんにちは、こんばんは」と音声を発するだけではなく、しっかりと自分側の相手に対する心構えを確立することが肝要なのです。
 ほとんどの人間が、一番うざったく感じるのが「人間関係」です。このうざったさを解消するためにコミュニケーションを結ぶのにもかかわらず、うざったいが故にコミュニケーションが旨く行かないという全くの「パラドックス」状態を作り出すのも人間です。
 そこで、その解決法は、ただ一つ!このような<卵・鶏>状態は、この大切さに気付いた方から、手をさしのべて行く事です。それがリーダーの智恵なのです。

=あなたがリーダー=
 コミュニケーション……「気持ちや意見を言葉などを通じて相手に伝えること」。そのためには、我々のしゃべり言葉を、先ずしっかりと明快に文章化する事が必要です。コミュニケーション不備の根幹には、「言葉」を無造作にしゃべっているという単純な結果が一番の要因です。
 コミュニケーションの大切さは分かっていても、その相手に対して「うざったさ」感じているならば、そのことを丁寧に対処する事は、およそ不可能なのが人間です。ここで、気付くのです。
 コミュニケーションは、相手との意思の疎通がうまく行かないからこそとるべきものであるにもかかわらず、そこに雑性があるために、ますます意思の疎通が崩れて行くのが現状なのです。
 ここで一呼吸、冷静になりましょう。
我々は、自分の心に描いたイメージを人に伝え、同じ志の下に相乗効果を得て、自分の目標達成をする事が、社会活動です。そのためにも、気の合わない人間とのチューニング(同調性)こそ必須です。
 嫌な相手だからこそ、丁寧に大切に扱わなければならないのです。それには「私がリーダー」という意志が大切です。

 そして、何を伝えたいかをしっかりとイメージしたらそれを文章化し、その内容を如何に相手に表現するか、如何に具体的に相手に伝えるかという表現力が必要なのです。
 このためにも、自分の側のイメージを明快にし、文章力を発揮して、それをしっかりと表現する事で、コミュニケーションのインパクトを強化するのです。
 そのためにもあなたの中にある情熱をしっかりと確認しなければなりません。本当に、このことを相手に伝えたいのか、伝えて何をしようというのか、と言った基本的な事を我々人間は忘れがちです。
常に<イメージ><文章化><表現力>を再確認しながら、コミュニケーションを結んで行く事こそ、リーダーの智恵なのです。

 

続きはまた来週……!