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今週の喝 第94号(2007.2.4~2.10)成功への道しるべ!成功方程式  〜さあ、丁亥のスタート!思う存分人間関係を作ろう〜

潜在意識の大活用・あなたが変われば全てが変わる
潜在意識ってどんなもの?

成功への道しるべ!成功方程式
〜さあ、丁亥のスタート!思う存分人間関係を作ろう

 節分とは立春の前の日を指します。四季の始まりである立春・立夏・立秋・立冬の前の日をすべて節分と言いましたが、いまではこの二月三日を単に節分と言うようになりました。つまり、大晦日に当たります。
 そして二月は別名「ひかりの春」とも呼ばれ、窓越しに外を眺めていると、春の陽気が至るところに感じられ、地面の下や梢には草木の新芽が今や遅しと言わんばかりに春の体制を整えています。
 しかし早春賦の歌詞「春は名のみの風の寒さや」とあるように立春を過ぎた頃の一週間は、最も気温が低いこともしばしばあります。何事もスタートラインは最も過酷な条件であることも自然の摂理なのでしょう。

=人と自然の良い関係=
 私は美しい内にパッと散るが好きで、霧島の家にも三本のさくらの木を植えています。そして常時、良き友のように観察するのですが、春に素晴らしい花を満面に咲かせた後、新緑の葉が生い茂り、夏の太陽エネルギーをいっぱいすって木を生長させた後、美しい紅葉を楽しませてくれます。やがて、落ち葉が地面を覆って一息つくのかと思いきや、よく観察すると我々の目にとまらないところで、もうすでに次の春の準備が始まっているのに驚きました。そして、冬の寒さを乗り切りながら、自分を鍛えるかのように新芽を着実に育ててゆきます。
 後、必要なのは季節の到来……適切な気温を待つばかりです。今年のような暖冬時期には、十二月にさくらが開花したと言うニュースに驚くのも、もうすでに春の準備が整っている証拠です。
 人間の成長と自然の関係を「木=幹と枝」にたとえ、その時節事の心構えと注意事項を暗に示した「干支」も、古人が永年月を掛けて「人の幸福」を研究した結果得られた一定のサイクルです。よって、この六十年周期の干支を具に研究し、その(自然の)サイクルに自分の人生を乗せてゆけば、秋(衰退時期)も冬(艱難辛苦)も摂理と受け止め、そこに工夫と努力でもってその苦難を肥やしと変えることが出来るようになるのです。これこそ人間の智恵です。
 しかし、どんなに外界の動き(干支)を研究しようとも、自分自身の性質や心構えが摂理に反したものであれば、努力は水泡に帰してしまいます。
 そこで、今年は「蛇行の年」ですから、じっくりと自分と自分を取り巻く環境や人間関係の整備をしてゆくことに専念しましょう。今まで目標に向かってまっしぐらだった方も、ちょっと道ばたに腰を下ろし、今まで自分が歩んできた道を振り返り、これからの道程をどう歩むかを整えることが肝要です。
 過去を整理整頓するとは、しっかりと自分のこれまでの人生を、正しかったことと間違いに分けることです。分けることを分別(ぶんべつ)と言いますね。また分別は分別(ふんべつ)とも読みます。分別とは「世の物事に対して慎重且つ適正な判断をすること」です。
 つまり、何事もしっかりと分ける能力を持つことが理性的に素晴らしい性質を作ることになるのです。
 さあ、皆さんも今年(丁亥)は、じっくりと腰を落ち着けて、過去を振り返り、多くの物事に目を向け、新しい発見をしてください。意外とあなたの周りは宝の山かも知れませんよ。  

続きはまた来週……!