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今週の喝 第89号(2006.12.31~2007.1.6)成功への道しるべ!成功方程式  【記憶術で集中力を鍛える】〜その14〜

潜在意識の大活用・あなたが変われば全てが変わる
潜在意識ってどんなもの?

成功への道しるべ!成功方程式
【記憶術で集中力を鍛える】〜その14


呼吸は我々の感情や肉体をプラスの状態に導くか、マイナスに導くかを決定する最大要因です。呼吸を制した人は、人生を制すと言っても過言ではありません。
 また、深い呼吸は定点イメージ(集中)をもたらし浅い呼吸は気散イメージを誘発することも、理解いただけたでしょう。
 そして、イメージにはプラスとマイナスと言う分け方以外にも、もう一つ分け方があります。
 それは、外界から受けるイメージ自分の心から湧き上がってくるイメージの2種類です。
 その昔、恋人が遠く離れた地に行ってしまい、毎日でもその声が聞きたいと願う内に電話が発明されました。そして、その電話は、いつでも、どこでも、誰とでも好きなときに話がしたいと思う人によって携帯電話へと進化しました。
 また、ある人は「鳥のように自由に空が飛びたい」と願い飛行機を発明しました。そして100年で、地球のどこへでも、誰でも、いつでも空を飛んで移動できるようになりました。そして一度に、800人も乗れるものまで作ってしまったのです。
 まさに「必要は発明の母」の言い伝え通りです。願望は人間の内に秘めたる創造力を触発し、不可能を可能たらしめるエネルギーの宝庫なのです。 

=イメージの創造エネルギー=
 「発明の力」は、強い願望と必要性の認識に創造的創造機制が働いたときに心の奥底から湧き出てきます。これを、Creative Imagination=つまり願望や必要性によってそれが叶えられたときのイメージが定着し、創造力が触発され、潜在意識からアイデアが湧いてくる状態です。
 そしてひとたび、このエネルギーが湧き出るようになった人間は、一度自転車に乗ることが出来た者が、ずっと乗り続けることが出来るように(決して忘れることなく)、その能力は働き続けます。

 発明家や作曲家は、創造的に沢山の作品を生み出しますが、この様な力を発揮しないまま生きた人間は、何も創り出すことはありません。古来より現代に至まで、創造的に生きた人間を1としますと、その他の人々は20くらいだと言われています。いわゆる5%理論が働くわけです。
 強い願望を抱くと言うことは、反面「苦」を背負い込むことと一緒です。この「苦」を乗り越えたとき、人は初めて創造的想像力を身に付けることが出来、そしてそれはその後ほとんど損なわれることはありません。
 しかし、ほとんどの人間は強い願望を抱く前に「楽と得を求める」根本的性質に負けてしまっているので、人生ほどほどに生きてゆこうとします。
 その結果、人の作ったものや既にあるものを上手く適当に組み合わせて、便利使いします。これに一旦慣れる(嵌る)と、常にその「楽」の味に翻弄され、外界の利便性を求める Coordinative Imagination の虜になってしまいます。これが凡人の悲しさで、世の中の95%がこのタイプです。
 読者の皆さんが、今こそ決心して、Creative Imagination型の人間へ変身していただくために、私はこの「喝」を連載しているのです。

 イメージが渾々と湧き出る人間への変身こそ、人生を豊かに生きる最大の要素

なのです。その為に「苦」が存在すると考えれば、苦を乗り越えるエネルギーは面白いように湧いてくるものです。
 人間の成功・失敗は、この様なところに不思議なヒントが隠されているのです。
古来より「苦は楽の種」と言われるのはこのためです。


続きはまた来週……!