潜在意識の大活用・あなたが変われば全てが変わる
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成功への道しるべ！成功方程式
【記憶術で集中力を鍛える】〜その７〜
私達の欲望は、楽と得を求める「怠け心」からスタートしています。今私達が気付かなければならないことは、人生における真の成功についてです。にもかかわらず、「楽と得」を求める怠け心を自分の中に養っているようでは、論理的に考えても、絶対に「真の成功」を手に入れることは出来ません。
その怠けが１番顕著に表れているのが、不平不満を漏らす心です。
我々は、お金がないとそれで苦しみ、あればあるで無くなることを恐れ、愛する者同士が自分の欲求をぶつけ合うために、愛する人と関係が拗れ……という風に、何をやってもいつも心は満たされません。
その根本原因をよくよく見つめると、成功や幸福の「形」をイメージとしてしっかりと己の心に持っていなかったことに行き着きます。
＝イメージが出来ない不平不満人間！＝
現代社会は欲望社会と言って良いくらい２０世紀の百年間は、文明を発達させ、欲望のまま物質を求めてきました。その結果、我々人間は幸福になったのでしょうか。
答えは「否！」
より一層欲望を募らせ、金本位の亡者社会が実現化されたことは間違いありませんね。その証拠に、お金持ちがやることはそのほとんどが画一化されています。豪邸を建て、高級車に乗り、海外旅行を堪能し、人格ではなく権利権力で人間関係を推し進めてゆく……と、相場が決まっていますね。女性も然り、ブランドファッションに始まり、高価な宝石と大同小異です。
これは、自分の側にビジョンがない証で、このような一見高級な生活を求め、また失わないために、精力を使い果たして「頑張っている」に過ぎないのです。
人生に於いて「やりきった」という満足感の中、この世を去る人が一体どれほどいるのでしょうか。
不平不満とは現状否定です。つまり、今の状態が嫌で嫌で仕方がないので、文句を言っているに過ぎません。それじゃ、どうなりたいかというと「楽と得」をこれまた求めるだけで、その人にとってどれが楽で、どういう得を求めているかと具体的に話を進めると、これまた何にもない「空っぽ」の状態です。
どうなることが幸せで、どんな状態が成功か？
この具体的イメージ無くして、何事にも成功・幸福など有り得ません。これほど、人間とは無精であることを、我々は先ず認知すべきです。
今までこの「今週の喝」でお伝えしてきました「基礎結合法」というイメージ記憶術は、じつは覚え方をお伝えしたのではなく、
イメージすることが如何に重要で、またエネルギーが秘められているか
ということを、記憶という副産物の恩恵と共に皆さんに体得していただきたかったのです。
よって、強烈なイメージが出来るようになったあなたは、必ず、明快なイメージで人生のビジョンを構築することが出来るようになるでしょう。
そして又、そのイメージは外界の事象によって安易に変わることもありませんし、また変えようとも思わないはずです。
イメージチェンジは、そろばんの「ご破算で願いましては……」と同じで、またぞろスタートラインへと言う非常にリスキーな作業であることを知って下さい。
人生に於いて、自分の姿を強烈にイメージし、決してイメージチェンジをしなくて良い明快性こそ、１番のエネルギーなのです。
続きはまた来週……！
