潜在意識の大活用・あなたが変われば全てが変わる
潜在意識ってどんなもの？
成功への道しるべ！成功方程式 〜その１３〜
私の知り合いでナイトクラブのママさんは、なんと一度人に会うと、その人の名前、出身地、会社名、役職から趣味にいたるまで全てを記憶し、ほとんど忘れたことがないと言います。
今はその才能をフルに生かして、見事に平成大不況を乗り切りました。職業柄とは言え、素晴らしいの一語です。
このママさん、実は我々のM&U SCHOOLの卒業生で、その時お伝えした「スーパー記憶術」をアレンジして、彼女独特の「人名情報記憶術」を開発したのです。
その秘訣は、「集中力」を自分に付けることからスタートです。
私は職業柄、作曲や執筆のアイデアを湧かせるために短時間に極度の集中力が必要となります。気が散っていると、私達の脳みそは寸分も動いてくれません。ところが興に乗り集中できると、不思議や不思議、摩訶不思議！自分では思いもよらないようなアイデアが浮かんできます。それは、自分の中にもう一人の自分…いや、神様が済んでいるのではと思うくらい、自分ではないエネルギーが楽曲や文章を作ってくれます。
宗教など全く縁のない私ですが、この時ばかりは「天」の存在を新ざるを得ません。言いかえると「集中力＝神様」ではないでしょうか。
＝さてその秘密は、心の活性化に在り＝
私が完全に集中できた状態の時をふり返ってみると、ものすごい勢いでイメージ脳が動いていることに気付きました。俗に言う「右脳」が活性しているのでしょう。
「活性」という言葉を聞くと、単純に何か素晴らしく活動しているように思われるでしょうが、活性の状態というのは科学的にも不安定な状態を安定状態にもって行こうとする自然の力が働いている事を指します。だから、活性しているときというのは上手くいっていない事柄が、平穏で安定した状態になるための移行状態なのです。ですから「活性」は我々が考えているような素晴らしい状態ではありません。素晴らしい状態とは何かというと、それは「平穏・鎮静」の状態のことです。
この世に起こる「活性」状態のほとんどが＜温度差＞によって生じます。気象から地震に至まで、その根源はすべて温度差です。台風も雷も全てが温度差が原因です。また我々人間の心も、あることに熱心になると、不思議に体温が上昇し、やる気が起きているときは我々の躰は活性して体温上昇と共に、心も情熱的になります。
我々人間だけに止まらず、あらゆる動物が「やる気」になっているときは、必ず現在の心や状況が不満足・不安定な時に、それを解消したいという心によって起こります。つまり、やる気の起こるときは、不満や不安があるときであって、決して安定した平穏状態ではありません。ライオンがゼブラ（シマウマ）を襲うときも、空腹という不満足な状態が活動エネルギーを生みます。
そして霊長類である我々人間は、それ以上に未来を想像するエネルギーを神から特別に授かりました。そのおかげで、未来に夢を託し、その実現化を望むという人間独特の能力が生まれました。そして、未だ実現していない未来の事象を想像力という「イメージパワー」によって目標を定めたのです。
未来の目標が定まると、現在の心はその目標を求め実現化しようという欲求に駆られ、心は不満足・不安定の状態になり、「活力」が生じるのです。そして、想像した世界（夢）の実現に向かって、人の能力はその一点に集合します。これが集中の状態なのです。そして、この集中した状態を作り出す自身のエネルギーが集中力です。
よって、これを簡単に図式化すると
想像力（イメージパワー）
→心の活性化（やる気の喚起）
→集中力の育成
つまり
イメージが湧く心の状態＝集中力
なのです。
集中力は、人の全ての夢の実現に必要不可欠なエネルギー。
イメージ力を育むことが、願望実現の根本定義。
続きはまた来週……！
