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今週の喝 第61号(2006.6.18~6.24)成功への道しるべ!成功方程式 〜その1〜

潜在意識の大活用・あなたが変われば全てが変わる
潜在意識ってどんなもの?

成功への道しるべ!成功方程式 〜その1〜

一に出逢い、二に根性、三四は目標、五に才能
人の才能は、私の研究ではさほど大きな意味を持ちません。
もちろん、才能豊かな人と凡人との差はこの世で歴然としています。
 しかし、頭脳明晰な人が必ず素晴らしい業績を成しているかというと、意外にそうとは言えません。今この「今週の喝」に連載していることも、人が何かに秀でているから成功するといったことを書いているのではありません。誰でもが、ちょっとの注意と心がけと考え方感じ方で、成功を自分のものに出来ることを、つたない私の経験からお伝えしているのです。
 みんな、最初からこの世の運命は決定づけられているように感じていますが、決してそうではありません。むしろ、この世は天が我々に自由を与え、その範囲内での努力や創意によって、我々を判定する基準としているような節が多く見られます。
 決して諦めないで、この世に一度だけの人生を「思い通り」生きてゆきましょう。

=何のために私は……=
 掃きだめの町今津に、日本一の吹奏楽部が誕生した……これは、人間の可能性が「才能」ではなくて、「努力」によって生まれることを如実に表した一つの成果です。つまり、運命は先天的に決まっているのではなくて、後天的に変えることが出来るということの実証なのです。

 人の人生は、この世そのものに選択肢が存在する!

となれば、後は人との出逢いや持って生まれた感性が織りなす世界にも、我々個人が主導権(決定権)を持つことが出来るかも知れないということです。現に、我々今津中学は確かに通算15回「日本一」の栄冠を頂いたのですが、その卒業生が全て素晴らしい人生を歩んでいるかというと、そうは問屋が卸しません。
 そこには、いつも何か「不思議な力」が働いているのです。その不思議な力を研究してみると、それ自体に法則性が存在することに気付きます。
 出逢いに恵まれても、それを「ものに出来る人」と「もの出来ない人」は、明らかに違いが存在します。 
 得津武史先生がなくなられて、既に四半世紀が立ちます。先生の死後、今津中学校吹奏楽部はどうなったのでしょうか。残念なことに、今では西宮の他校とドングリの背比べを演じております。……と言うことは、得津メソッドには大いなる天の公式<成功方程式>を解く鍵が秘められていると言っても過言ではありません。
 前回のお話し(バックナンバー参照)で、頭脳明晰と思われている人には、それ以外に「継続力」があり、コツコツと礎石を積み上げる力を持っていることを挙げました。成績優秀な者は皆さん素晴らしい継続力をその精神の中に持っているのです。我が師、得津先生は我々ヤンチャくれに「続けることの偉大さ」を教えてくれました。
 そして、楽器を通して「集中力」こそ人の最高のパワーであることを叩き込んでくれました。
 楽器を演奏する……これに付きものの悪魔は「あがる」という、自分自身ではどうしても自制することの出来ない心があります。これを反復練習と集中力によって克服することをしっかりと私に教えてくれたのです。
 反復練習は自信と勇気を喚起し、集中力は自分の中にあるそのことに向かう魂の実感を呼び起こしてくれたのです。そして、そこに向かう心の指向性は明快なイメージを伴って私の全て(心と体)をその方向へ誘ってくれたのでした。
 後にこの事象を分析した結果、気が散る(これを我々M&U SCHOOLは「気散」と呼んでいます)事が諸悪の根源であることを突き止めました。

 「気散」から出てくる心は「恐怖」と「羞恥」です。

よって、<集中と継続>は人が持つべき最大の習慣なのです。

 


続きはまた来週……!