M&Uスクール

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今週の喝 第55号(2006.5.7~5.13)成功へ道しるべ!その心構えは如何に 〜その11〜

潜在意識の大活用・あなたが変われば全てが変わる
潜在意識ってどんなもの?

成功へ道しるべ!その心構えは如何に 〜その11〜

運動神経はしっかりしているのに、スポーツが苦手だったり、頭が良いのに成績がふるわない人は、かならず何かに気を取られ、集中できないでいるのです。
かく言う私もボールを見ずに野球をしていました。また成績の悪い子は、なぜこの勉強をしないといけないのかが分からず、やはり気が散ってしまっているのでした。
つまりその目的(何のためにやるか)が分かっていないのです。

=努力、緊張よさようなら=
古来より「好きこそものの上手なれ」ということわざがあるように、人はそのことに興味を持つと、自然に何事もある程度までは上達するものです。
私達の住む西宮市今津は、私の子供の頃(Always 三丁目の夕日の時代)それはもう下町の中の下町でした。中学校を中心に西にはガスタンク、南西にはゴミ焼き場、南には屎尿投入口とありがたくない市や公共の施設が集まっておりました。(今は改善され、焼却場だけです)
そんな環境ですので、類は友を呼び悪ガキの巣窟で、本当に程度の低い町でした。
そこへ彗星のごとく現れた得津武史先生たった一人の先生が町にやってきただけで、我がブラバン(吹奏楽のことをこのようにダレた名で呼んでいました)は日本一になったのです。

言えることはただ一つ!
人間は生まれながらにしてそんなに頭脳の差はないのです。掃きだめの町今津(地元の人は自嘲的にこのように呼んでいます)ですら、素晴らしい偉業を成し遂げることが出来るということは、人はその大部分が「考え方と遣り方、そして感じ方」によって良くも悪くもなるということです。
もちろん個人差も多少はあるでしょう。しかし、我々が日常のレベルのことでは、あまり神経質にならなくても良いように思います。

例えば、世界の最先端を行く企業は日本でもほんの一握りです。大多数の企業は誰でもが出来る作業でそのを立てています。だから、企業が必死になって5S運動(整理、整頓、清掃、清潔、躾の励行)などと従業員に指導していますが、よく考えれば皆単純で、決して複雑ではない誰にでも出来ることばかりです。しかし単純ではあっても、決して簡単ではないところに人間の心の落とし穴が潜んでいます。
誰でも出来る単純なことを、しっかりとやりさえすれば、必ずアマチュア日本一レベルにはなれることを、私はこの身体で体験しました。

その基本は、まずやることを決めること
次に、何故、何のためにやるかを明快にすること
そして、それをとにかく続けるのですが、挫けそうになった時に注意をしてくれる人間関係を作っておくこと。

そのためにも、みんなが一つの総意を共有し、同じ目的のために前進することです。
それが出来たときは必ず、何事も美しく、揃うのです。

5Sもやらされているようでは、どうしようもありません。なぜ5Sが必要かが解れば、人は「やるぞ!」などと緊張し頑張らなくても、また意識的に努力しなくても、楽しくその方向に向かうように神様は作ってくれました。
ただし楽しくといっても、苦しさを乗り越えたときの爽快感のことですので努々お間違いなく……。


続きはまた来週……!