M&Uスクール

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今週の喝 第53号(2006.4.23~4.29)成功へ道しるべ!その心構えは如何に 〜その9〜

潜在意識の大活用・あなたが変われば全てが変わる
潜在意識ってどんなもの?

成功へ道しるべ!その心構えは如何に 〜その9〜

ある友人に朝開口一番「どうしたの、今朝は元気がなさそうだね」と言われると、「そうかなあ」と思いながらも、鏡に映る自分の顔を見て「なるほど」と元気の無い自分を認めた経験は誰しもあるはずです。
人は、事実関係も何も分からないまま、狼狽したり、劣等感に苛まれることがよくあります。
これも、人の心理の一つです。
この様に、我々は世間からマイナス要因を間断無く受けているのです。そしてこのマイナス攻撃に我々が無防備であることも恐ろしい事実です。
この事象からの脱却法はたった一つ、々自身の無意識=潜在意識の性質を勉強すること以外有りません。


=否定的暗示=
人は過去に何かに失敗した経験があると、「将来も失敗するだろう」という不安感に苛まれます。そして、成功しようともがけばもがくほど、<意志反作用の法則>が頭をもたげ、より大きな失敗へと自分の心は導かれます。
しかしこれは、よくよく考えてみれば全く根拠のない「非論理」にすぎません。
にもかかわらず、我々人間は常にこの様な根拠のないことによって、毎日を失敗への序曲としてすごしています。

また、我々の周囲は相手の心などお構いなしに「元気ないね」などとマイナスの要因を降り注いできます。その結果、これら否定的暗示の反復によって、我々は劣等感をしっかりと身に付けてしまうのです。

私はよく「あなたはピアノが弾けますか」
過去にピアノを習ったこともまた習おうとしたこともない人にたずねます。
するとほとんどの人はは
「いえ、弾けません」
と答えてきます。

そこで、私は意地悪にも
「何年くらい、ピアノの練習をされましたか」
とたずねると
「ピアノには触れたこともないし、弾こうと思ったこともありません」
と返ってきます。

そこで、屁理屈なように聞こえるかも知れませんが、
「それなら『分からない』と答えるべきですね。なぜなら、あなたはまだそれに挑戦したこともない訳ですから、弾けないという否定的な結論は出さない方が良いですね」
とお伝えしています。

人は、まだやらない先に「出来ない」と可能性を踏みにじった回答を出しがちです。これによって否定的暗示を自分自身に入れ、これを日常茶飯事反復訓練し、自分自身の性質をマイナス人間へと育てているのです。

これが否定的暗示の最も恐ろしいパワーなのです。
よって皆さん、これからは、「やったことのないこと」と「出来ないこと」をしっかり区別し、未知のものに対しては「挑戦、挑戦、また挑戦」の精神で、そして困難なものに対しては「修練、修練、また修練」の心意気で人生を歩みましょう。 


続きはまた来週……!