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今週の喝 第49号(2006.3.26~4.1)成功へ道しるべ!その心構えは如何に 〜その5〜

潜在意識の大活用・あなたが変われば全てが変わる
潜在意識ってどんなもの?

成功へ道しるべ!その心構えは如何に 〜その5〜

人が卑屈になり劣等感を持つ原因には、
●「相手が自分のことをどう持っているか」と言うことに 神経を使いすぎる。
●認められよう、良く思われようとする気持ちが、己を卑 屈な態度に導く。
等が挙げられます。

これに対処するには、
●心と人間関係の本質をしっかり見極めることが肝要です。
人は、「周りにどう思われるか」ではなく、「自分がどうしたいか」をハッキリさせることでその運命が決まるのです。
つまり、目標を明快にすることで、その人生が決まると言っても過言ではありません。


=自分は何を考えているのか=

人間が理性的に物事を思考できないのは、いつも感情思考に左右され、世の(法則)を理解する“理性”を意識的に使わないことに原因があります。
人の脳は大まかに三層に分かれていて、一番外側からヒトの脳ウマの脳ワニの脳と便宜上呼ばれています。
人間は、爬虫類から哺乳類、そしてその中で特別に知能を発達させた人類へと進化してきました。その痕跡が脳の中に残っているのです。
それは、ヒトは意識しない限り、ワニやウマの脳(=自律神経系や感情脳)だけでその行動を決めてしまうというやっかいな後遺症となって残っています。
だから、人は感情と理性が争うとほとんどの場合、感情が勝利してしまいます。
理性は、よほどしっかりと意識しないと用いることが出来ません。

誰しも「戦争反対」を唱えるのですが、世界から戦争が無くならないのは、多くの人の心は感情に支配されているからです。

また人間はその我欲の中に「支配欲」が誰にでもあるため、常に自分の感覚器官や感情が無意識に働き理性脳を退けてしまいます。
この様な行動の中から、失敗や成功が生まれるわけですから、失敗した人間はその失敗を無意識に認めたくないのです。
その結果、自分の失敗に意味を見いだそうとして、勝手な理屈を付けます。それがマイナスの理由付けであり、失敗への予備的思考なのです。
つまり、失敗することに対する恐れから、自分の精神を保護するための行為に出るのです。その行為は全てが否定的なものであるため、常にその人間は否定的な行動になってしまいます。

その思考や行為とは、
●私が求める成功は、私にとって無価値なのだ。
●私は成功する値打ちがない人間である。
●他人は自分に対して、敵意を持っていて非友好的だ。
●自分の住まう世界は、敵対的な人間が多く危険な場所だ。
●定かな理由もないのに「私は罰を受けるに値する」と考える。

この様に少し挙げただけでも、何か心に思い当たることがありますね。
そこでしっかりとこの否定的概念について思い直してみましょう。
「なぜ、私は出来ないと信じているのか」と冷静に理性でもって自問自答してみて下さい。
●この考えは、事実に基づいているのか?
●この考えは、推測ではないか?
●誤った結論に基づいているのではないか?

続きはまた来週……!