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今週の喝 第47号(2006.3.12~3.18)成功へ道しるべ!その心構えは如何に 〜その3〜

潜在意識の大活用・あなたが変われば全てが変わる
潜在意識ってどんなもの?

成功へ道しるべ!その心構えは如何に 〜その3〜

自慢し、自信があるかのごとく振る舞う人は、実は劣等感の固まりなのです。
前回<●意志反作用の法則●努力無効の法則>についてお話ししたように、意識するとは、それに反して自分をカバーする手段としてそれを用いているのです。しかも、無意識に……。
私も、多くのお金持ちの友人がおりますが、本当のお金持ちは金の話をほとんどしません。本当の車好きは自分の車自慢をせず、その性能やスタイルの良さに惚れ込み、ただその魅力について話すのと同じです。

=優越コンプレックス=
人間の潜在意識には素晴らしい成功の鍵が秘められていることを発見した、マックスウェル・マルツ博士は「優越感」を顕示し、自分を他と比べて優れていることを表現しようとする人間は、本当な深い不安感や劣等感から自分を隠すためのフィクションとして優越意識を用い、劣等意識を隠す手段として用いていることに気づきました。

諸悪の根源は人の持つ独特の心である「劣等感」なのです。そこで、この劣等感について考察してみるとザッと以下の4つに集約されます。

(1)人間の95%は、程度の差こそあれ劣等感によって損なわれた生活を送り、成功や幸福の大きな妨げとしている。
(2)劣等感は「事実」や「経験」から生まれるものではなく、我々の「事実」に対する<判定>と、「経験」の<評価>によって生じる。つまり自分たちの行動や行為を他人がどう思っているかという思いこみから生まれることがほとんどである。
(3)劣等感は実際に「劣っている」という<認識>ではなく、「劣っているのではないか」という<感情>から生じる。
(4)劣等感は、自分自身の「基準」や「標準」からではなく、「他人の基準」によって自分自身を判定し測定することによって生じる夢物語なのだ。

このような思いこみから生じた「劣等感」に対し、我々人間は、<基準に達しなければ落ちこぼれだ>といった誤った考え方に到達してしまうのです。
自分は他の全ての人(=標準)と同じようでなければならないという間違った概念の催眠に掛かり、一人苦しんでいると言っても過言ではありません。
なぜなら、人間には<基準>など存在しないからなのです。


だから、劣等感を持った人は優越を求めることにより、常に失敗を複雑なものにしてしまっているのです。
これが優越コンプレックスの真相です。

 

続きはまた来週……!