M&Uスクール

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今週の喝 第955号(2023.09.11~09.17)〜「アラヤシキ」って何じゃらホイ?〜

潜在意識の大活用・あなたが変われば全てが変わる
  成功への道しるべ!この世は全て催眠698
                                        
「アラヤシキ」って何じゃらホイ?

 さてさて、PBIの水口清一先生からの依頼曲、交響詩「大宇宙」が不思議なことに、締め切り(9月1日)の早朝に指が勝手に動いて完成し、先生の事務所に電話した途端、私の話も(ろくに)聞かずに電話が切れ、それから約40分後、我が家の玄関チャイムが「ピン、ポン」となりました。大阪駅前第三ビルからこんなに早く移動できるとは夢にも思いませんでした。
 そして、挨拶もそこそこに、
「早速、聞かせて貰いましょう」
と私のステレオの前にドンと座って、瞑目されました。私は、38㎝/Secantの録音仕立てのソース(音源)のスイッチを入れました。ここでまたまた、水口先生独特の雰囲気“目の前に座っておられるのに、その気配がしない”のです。
 そして、15分弱の大宇宙が終わっても、何も言わず(瞑目を解かず)ただ感動の中におられ、目にはほんの少し“涙”すらうかべて聴いて下さったのです。
 しばらく沈黙の時間があり、静かに私は先生に尋ねました。
「水口先生、如何でしょうか」
と恐るおそる尋ねると、先生はただ一言
「ありがとう。これで多くの方の潜在意識に潜む能力が開放されるでしょう。最初のメロディーで阿頼耶識(アラヤシキ)にまで到達して、スプーンどころか、願望実現を成される方が多く出現すること間違いありません」。
と、有り難いお褒めの言葉を頂きました。
 この当時の私は、なにせ「スプーン曲げそのものが本当に体現できるとも思っていないレベルでした」ので、「阿頼耶識」など何のことか全く分かりませんでした。
そこで、モーニングコーヒーを二人ですすりながら、私は素直な気持ちで私の疑問点を投げかけました。すると、水口先生の講義が私だけのために、延々2時間近く話して下さいました。

 

★★先ず、雑念(メンタル・ノイズ)を除去!★★

 先ず、“阿頼耶(アラヤ)識(シキ )”から説明を受けました。
阿頼耶識とは、我々人間には覚知できない領域の意識(無意識)で、個人存在の根本にある意識だそうです。してみるとこの意識のスイッチが自動的に入ったが為に私の指がピアノも弾けないのに自動的にメロディーを奏でたのかな?と言う疑問も湧いてきました。
 そこでさりげなく、その現象を先生に伝えると、実は潜在意識(阿頼耶識)開発の方程式が存在して、それは雑念(メンタル・ノイズ)を除去するために呼吸を整え、自分自身を徹底して一つのことに集中することで、その意識の扉が開かれるそうです。
 仏教では、対象を識別し認識する作用のあるもの(眼耳鼻舌身意etc.)が8つ又は9つあり八識、九識というそうです。その内の第八番目が阿頼耶識で、「宇宙の万有を保って失わず、万有が展開する際の基本であるもの」だそうです。私にはその時、全く理解ができませんでしたが、今になると解説出来ます。それは、私たち人間と私たちを産み出した宇宙(そんな意識の自覚は全く感じられませんが)との関係を司っているパワーのことだそうです。
 よく分からなくて良いのですが、要するにこの自分自身の中にあるパワーを開放すると、自分の意識の奥底に潜む“願望”をキッチリとイメージ化できたときに、「願望実現」が成されるそうです。
 私も「大宇宙」の作曲期限が迫る中、焦りながらも意識の葛藤がありながらも、それまでの“生き様の意地”のようなものが無意識に顔を出し、そこで奇蹟のような行動が執れたようです。その時を振り返って見ると、私は、締め切り期限が迫っているにもかかわらず、不思議に「私は必ず曲ができる!」というような、意味のない信念のようなものがあったことを思い出します。そして、締め切り日前日、不思議なように心が平穏であったことを覚えています。そして、自棄のヤンパチのように、酒を飲みたくなり、妻と友にインド料理のガンダーラに行って酩酊するほど酔ったのです。このインド・ウイスキーが引き金となって、(私の勝手な思い込みですが)阿頼耶識の扉が開き、完全な集中力が湧いてきたように思います。
 そこに、私自身の昔から夫々の先生から無意識域に叩き込まれた「観念」が私の潜在意識の蓋を開き、そのもっと奥にある意識(阿頼耶識)をも開いたようです。(……このように勝手に解釈しています)
 そして、水口先生に招待され、当時は2週間に1回開かれていたPBIの潜在意識開発201コース(水口先生に201コースという名前を付けた意味を尋ねましたが、その回答は「ただ何となく」という回答でした)を受けることになりました。

 

  この続きは、来週のお楽しみ……('-^*)/