M&Uスクール

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今週の喝 第687号(2018.6.18~6.24)この世は全て催眠だ(428)〜巡りあいの不思議に手を合わそう!〜

潜在意識の大活用・あなたが変われば全てが変わる

潜在意識ってどんなもの? 

この世は全て催眠だ(428
巡りあいの不思議に手を合わそう!

 この「今週の喝」の紙面を借りて、私事ではありますが闘病記も交えて、皆様に私の気付きや世の摂理(法則)をお伝えしております。
 先月の5月26日の夜に腰に激痛が走り、我がM&U SCHOOLのホームグラウンド・心華寺から救急搬送され、現在、宇治徳洲会病院702号室にいます。
 それにしても、ぶっ倒れるまで座薬(鎮痛剤)で誤魔化しながら、執筆や講義に打ち込んで来た私も、このような表面的な対処ではいつか破綻が来るだろうとも思いながら、西宮で専門医療機関8箇所の門を叩きましたが、大病院の整形外科の先生ですら
 「ただの腰痛だから、ロキソニンを飲んで一週間ほどすれば治りますよ
という診断です。それでも時々激痛の走る腰を抱えながら、無理(無茶)をしておりました。その動機は、皆さんから見ればアホだと思われるかも知れませんが、私の長年の体験と研究より得た信念、
 「神の恩恵は、“出逢い”の形でもたらされる」
を頼りに、少しでも前に進んで、そして、自分の身体が動かなくなったところに、今までの自分の所業に見合った“出逢い”が存在するに違いないと……!
 そして、それが我がホームグラウンド・心華寺で中古車(私)は止まってしまい、救急搬送された先(徳洲会病院)で検査の結果、“黄色ブドウ球菌”によって血液が汚染され(菌血症)、脊髄に膿が溜まっていることが判明しました。
 宗教的な感覚でいうと、心華寺の金港弁財天さまの導きでここの専門医に巡りあわせて下さったとしか思えません。仏教詩人・坂村臣民先生の「巡りあいの不思議に手を合わそう」の言葉が不思議と私の心を去来し、神仏の加護に感謝する日々です。
 
★★日頃よりあらゆる困難に対するシミュレーションをせよ★★ 
 今だからこのように呑気なことを言っていますが、搬送されてきた翌日、痛み止めが切れた時より、地獄の4日間が始まりました。5月28日から31日にかけて、腰から足の付け根、そして太腿後部より脹ら脛(ふくらはぎ)まで、どんな体勢をとろうとも激痛が走り、唯一、立って足踏みする時だけほんの数分傷みを忘れるのです。しかし、熱は38~39度あり意識は朦朧(もうろう)としています。病室にある伝え歩きをする棒に掴まってやっと立てる程度ですから、長続きするはずもありません。見回りの看護師が鎮痛剤をくれるのですが、全く効果はありません。
 そんな朧気(おぼろげ)な意識の中で、遠くの方から何か得体の知れない生命体から、
 「眠れないなら、お前の心の中にあるモノを全て書き出してはどうか?
と、優しく諭すのです。意識は、自分が選択したモノの方向に向きます。「痛い」という意識でいるのも自分なら、アクティビティ執筆に向かうのも自分です。そこで、看護師の許しを得て、立ったままでパソコンに向かい、辛抱できなくなれば横になり、横になって激痛が走ると立つ……これを四夜続けました。疲労困憊すると気絶するように1時間ほど睡魔に襲われるのですが、すぐに激痛で目が覚め、また悶絶します。そして、5月31日の未明にアクティビティ七月号が完成しました。すると、不思議な事に、その安堵感からか、はたまた、鎮痛剤の蓄積効果からか、4時間ほどの深い眠りにつくことが出来ました。
 このような苦しみに遭うのも、これまた、レーゾンデートル(存在意義)があるのでしょうが、本当に二度と御免被りたい気持ちです。それでも、病は自分であって自分でない所から来る四苦八苦「生老病死」の一つです。
 「喉元過ぎれば、熱さ忘れる!」と格言にあるように、再び苦が再現されるかも知れないと感じて、今、そのことをここに認(したた)めています。
 「夜明け前は一番暗い」と言いますが、激痛が襲いかかってくる最中は、「死ぬ方が楽だ!」と歪んだ考えが浮かんでは消え、消えては浮かぶのも恐ろしい体験でした。ここから、私は
 「日頃より、あらゆる困難に対するシミュレーションと、そこから生じる苦痛について、しっかりとイメージ(体現)し、その時の心構えを決定しておかないと、死の呼び声にすら答えてしまいかねない
ことを痛感致しました。つまり、M&U SCHOOLが努力四原則で謳っている「迅速・丁寧・継続・忍耐」のどれをとっても、その苦難が来てからでは、絶対に対処できないことをこの体験より知りました。特に「忍耐」と簡単に言いますが、これこそあらゆるケースを想定して、そこに立ち向かう肚(はら)を決めておかないと、人間は途中で必ずあらぬ方向に心が向き、めげてしまいかねません。
 何事も、「終わってしまえば、みんな夢!」とせず、「彼我一体」、他者のことも自分のことも同じ体験として心と身体に刻んでゆき、どんなに苦しいことがあろうとも、“己の心の統括者としての自分”を日頃より鍛錬しておきましょう。それこそM&U SCHOOLの最重要学習徳目なのです。

      この続きは、来週のお楽しみ……('-^*)/