M&Uスクール

潜在意識の有効活用を教える学校”M&Uスクール”のサイト

今週の喝 第633号 (2017.6.5~2017.6.11)

潜在意識の大活用・あなたが変われば全てが変わる


成功への道しるべ!!この世は全て催眠だ

 


   
「鬼才・茂木健一郎さんとの出逢い!」

先般、脳科学者の茂木健一郎先生をお迎えして、我がホームステージの心華寺で、「自分のための人生をわくわく生きるために!!」というディスカッションの司会をいたしました。
その中で、茂木先生は私に、“おもいで酒”を作曲したときの私の心の状態について詳細に聞かれました。私も懐かしく38年前、26 歳の私を無意識で内観(振り返り)しておりました。あの曲は私が24 歳の時に、ひょんな出逢いから詞を受け取り、一度も演歌Musicを作ったことのない私が、何もわだかまりを持たず、作曲したのを思い出しました。
こんな私のフィードバックを茂木先生は感じ取られたかのように、「どのくらいの時間で、作曲しましたか?」と、まるで司会者のように私に尋ねられました。私は、隠すことなく、また衒いもなく、「約2分ほどで、メロディーは浮かび上がりました」と答えると、世に残る曲は、多くの作曲家をリサーチしても、短時間でその骨子は出来上がっている旨を、脳科学者の立場から解説して下さいました。


私自身、その当時は自分が作曲した歌がヒットするなど思いもしないどころか、その曲が大きな波紋を世間に投げかけ、それに関わった人達の運命をも揺るがすなどと思ってもみないことでした。私は、単純に小林幸子という素晴らしい歌声に出逢い、感動しておりました
現に、当時の彼女は第一プロダクションの所属でしたが、マネージャーも付かず、たった一人で仕事に出向いて来るような“売れない歌手”でした。しかし、私は彼女の歌声で“おもいで酒”を聞いたとき、「上手い!」と感動し、只ぞれだけで嬉しくなりました。もちろん、その曲がヒットし、後に著作権協会から“お金”が入ってくるなど、全く念頭にありませんでした。


★★「純であれ!」

     この啓示は「苦」からの気付き★★


茂木健一郎先生曰く、
その純な心こそ、素晴らしい歌を生む原動力だと思う。何の執着もなか
ったでしょ」と、私をたたみ掛けます。振り返ると、あの曲以降の私の心は、「歌を作れば、儲かる!」という邪心に苛まれてゆきました。(作曲)技術というのは正直なもので、私の心が汚れようが曇ろうが、学べば学ぶほど上達してゆくのを私は感じました。当時、20歳代後半に差し掛かった私は、意欲に燃え、曲作りの色々な手法を貪欲性も手伝って習得してゆきました。今、その当時の私の作った楽曲を聞くと、高い技法と、新しい発想に燃えているメロディーラインが窺われます。
しかし、今日、茂木先生に逢った後、自宅でそれらの曲を聞き返すと、テ
クニック的要素の素晴らしさは感じるものの、そこに素直さや純粋さは感じられません。何かうまく解説出来ませんが、肚の底から湧き上がってくる感動ではなく、作為的な過度な美意識が感じられるのです
これらの歌を聞くのは、一般大衆で作曲技法や歌本来の美意識の研究な
どしたことのない人達です。しかし、人間はこの微妙且つ、目に見えない細やかなことを感じ取る感覚が生まれつき備わっているのでしょう。それは、音楽の勉強はおろか、音符も歌詞の意味の取り方も学んだことのない、俗に「素人」といわれる人達には、摩訶不思議なことに見抜かれてしまうのです。
一見「凡人」と思われる素人に、何故、一所懸命努力して勉強した者の心
が見抜かれてしまうのか……このような疑問が、茂木健一郎先生の口から端的に表出されたのです。
何も知らない、何のわだかまりもないからこそ、純な心が表出し、直感と
も言うべきひらめきで、瞬時にその楽曲の純vs不純を感じ取ってしまうのです。その感性は、その歌に対して「どうでも良い!!」……つまり、流行ろうが廃れようが、その人達に関係がない故に、「傍目八目」的感覚で物事を見ていられるからこそ、その良否が明快に分かるのです。
このような事例から、人間情動のシステムを紐解くと、曲作りで金が動くと知った次から、ヒット曲が遠ざかっていった事実……それは、「邪念があるかどうかは、邪念がある人間にはその区別が付かない」という大発見があったのです。
私たち作曲をする者の心の様相は、その曲を世に広め会社の利潤追求のために貢献しようとするディレクターには、見ることが難しいということにもなります。“おもいで酒”は、B 面の曲です。つまり、ディレクターはその曲の生命力を感じ得なかったと言えるのです。私も、同じ穴の狢である故、“おもいで酒”以降のヒットに恵まれなかったのです。
しかし、この事が現在の我がSCHOOL でお伝えする、根本的発見に繋
がったのですから、人の世は、正しく「糾える縄の如し」であることを、今更ながら実感しています。

この続きは、来週のお楽しみ……('-^*)/