M&Uスクール

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[今週の喝]第631号 (2017.5.22~2017.5.28)


潜在意識の大活用・あなたが変われば全てが変わる

成功への道しるべ!この世は全て催眠だ374

 

              「呼吸・筋肉・想念」は平行移動!

                            
 
 人間が何をするに付け、最も忌むべき感情は「恐怖心」です。恐怖は、我々の最大事である決心が優柔不断になるだけではなく、遂行能力も著しく低下させます。そして、筋肉に力が入らなくさせてしまうマイナス感性の最たるものです。この恐怖心を払拭する手立てを修得すれば、人は勇気凜々、何事にも真っ正面から正々堂々とぶつかって行く勇気を持つことが出来ます。
 先週述べた、「呼吸・筋肉・想念」が互いにい影響し合い、平行移動しているという人間の情動のシステムから逆算すれば、呼吸だけが制御可能です。だから、古来より呼吸調整(呼吸法)で自分の心を統御したのです
 呼吸のことを“息”と言い、「自分の心」と書くように、呼吸の深い、浅いは、自分の心の表れです
 昔の武術の達人は、相手の呼吸を読み、その呼吸の隙間に間髪入れず、技を掛けていったのです。ですから、古来の一騎打ちに代表される戦いは、「呼吸の読み合い」と言っても過言ではありません。その読み方は、呼吸の深い浅いで判断出来る故、それを活用して、相手の心理的気配を察し、その隙に乗じて色々な手立てを引き出すのです。そして、自分の心の有様(主に感情)だけではなく、相手の感情の位置を「心の法則通り」読むことで、勝負を有利なように導く手立てとしたのです
 ここに書いたように、昔の武人達は、ギリギリの命脈の中から、「呼吸・筋肉・想念」の同一性法則(シンドローム)を見いだし、それを自然に(経験則として、または教育の手を加えて)体得して行きました。
 また、視点を“病気”と変えてこれらのことを判断しますと、やはり、筋肉の固さが、呼吸の浅さや回数と同期していることに気付きます。それは、呼吸が「乱れる、浅くなる、荒くなる」……つまり、そのトレーニング方法を知らないままでいると、我々の考え方や感じ方は、マイナス方向(悲観的で臆病)の方向に曲がり、あらゆる判断が狂ってきます。

 

★★「恐怖心」は何故起こるのか?★★

 恐怖心はどのような状況で心に湧いてくるのでしょうか?
我々の心は、大きく分けると理性と感情の2つのパターンを持っています。人間は、平素、他人と接するときには、社会性や己のプライドなど、他者から見てどう思われているかを気にしながら言葉や行動を選んで用いています。これが理性です。
 しかし、自分の理不尽や弱点を執拗に相手が指摘したり、何かの理由で打ち負かそうとして攻勢に出てきた時、論理や言葉、自分の自制心を超えて感情的になり、暴力や暴言によって自分のプライドを守ろうとします。これがいわゆる「キレる!」という状態で、感情的になり、理性で制御できなくなります。
 これは、己の行動や思考が、論理では相手に解説出来なくなった状態の時に、まるで「窮(きゆう)鼠(そ)猫を噛む」が如く牙をむきます。それは詳細に分析すれば、自分の言葉や行動が理に適わなくなり、もはや逃げる余地がなくなったことで己の心が恐怖心に満たされたときに起こる、心の最後通牒のようなものです。
 我々は普通、暴力的に走る人間は腕力や武力が優位であると認識しがちですが、心の防衛機制は全く逆の働きに出るのです。つまり、もう為す術無しと感じたとき、今まで働いていた理性から感情にそのスイッチが入ります。ですから、感情的になり暴力的になる人間は、強いのではなく、逆に自分が弱い故に、「キレる」ことで己の恐怖心をなくそうとするのです。そのような事例は、我々の近辺には多く存在します。
 例えば、ナイフを持った暴漢は、恐ろしく強そうに見えますが、その内実は、自分の行為に恐怖心を持っていて、素手では心許ないので、ナイフという武器を味方に付けて挑んでくるのです。ですから、ナイフを奪うことが出来れば、案外、簡単に取り押さえることができるのです。(失敗すれば大怪我をしますから、「君子危うきに近寄らず!」注意して下さい)
 また、先の太平洋戦争で、米英支蘭4カ国に囲まれ、補給ラインを絶たれた日本は、ハワイを先制攻撃することで難を逃れようとしました。これは恐怖から来る所業で、優位にある者はこんな行動は取りません。また、現在では北朝鮮金正恩がミサイルや原爆実験で我々を牽制しています。これも、恐怖から来た感情的行為です。
 これら恐怖心によって無謀な行為に出た原因を探ると、皆、理不尽な行為や焦り、また、己の自己満足のために行った、礼を逸した行為です。「礼」とは、関係性においてのバランスのことですから、バランス感覚のない者が恐怖心を味わうということになります。つまり、恐怖心は礼節のないところに起こる最悪の感情なのです。

          この続きは、来週のお楽しみ……('-^*)/