M&Uスクール

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今週の喝 第124号(2007.9.3~2007.9.9)〜成功への準備はスランプ克服から(21)!〜

潜在意識の大活用・あなたが変われば全てが変わる
潜在意識ってどんなもの?

成功への準備はスランプ克服から(21)!

 さて、スランプのお話は今日で最終回です。今までお伝えしてきた事を一つまとめてみましょう。

(1)日課を書き出し、行動チェックをする事が先ず先決!それが出来れば、心構えチェックを寝る前と起きたときに必ず実行!
(2)肉体と精神は深くつながっているので、自分のどの筋肉が硬直しているかを調べ、呼吸法によってほぐす。その時、自分の弱点を内観法によってチェックする。
(3)かって自分が成功したときの成功体験をスローモーションで振り返り、そのイメージを脳裏に反復して映し込む。
(4)自分が今何をしようとしているのか、また、以前それが出来たときの心の状態とどこが違うか、そして、本当にそのことを望んでいるのかなど、心理的にしっかりと整頓する。
(5)スランプ時は必ず「敗の道」に入っているので、<走・弛・緩・崩・乱・北>のどれが自分に当てはまるかをチェックする。そして、心と身体のバランスを確かめる。
(6)スランプによる苦しみを<怒り・隔絶・逃避>へと持って行き、自分を誤魔化していないか。自分の行為が本質からどうかけ離れているかを調べる。自分の行為が生命条件を外れていないか。
(7)成功イメージが何でかき乱されているのか。自分が描いたイメージの障害となるものは何かを明快にする。
(8)スランプは気散の隙間に忍び寄る<心の悪魔>!理性・感情・欲求の三つの心の統一をチェックする。
(9)心配の原理からの解放のため、自分の思考体系を振り返り、非論理を排除する。

 =今やり残している仕事は何か= 
 我々人間が、スランプに陥る要因は、本当にたくさんありますね。しかし、すべてが心の焦りによって誘発されたものである事を承知しましょう。つまり、自分の側が原因であると言う事です。
 人は、自分が原因で物事がうまく行かないと、自分の誇りが大変傷つけられたように感じるのです。しかし、ものは考えようです。オギャーと生まれてこの方、人間は前進し、失敗し、修正するという行為を延々と繰り返す事によって、自分を高めてきました。この素晴らしいカイゼン感覚も、自意識が出来上がると共に、だんだん奇妙なプライドに変わり、自分の至らなさを隠そうとする心が芽生えてきて、やがてそれを反復する事によって、「自分は正しい」という感性を作り上げ、無意識(潜在意識)にそれを植え付けて“癖”としてしまったのです。従って、自分の側に、失敗やスランプの原因があるからこそカイゼンできるという事をもう一度しっかりと再確認する事が大切なのです。
 スランプは、かつて自分が出来た事が出来なくなってしまった事象です。よって、自分の側にその解決法があるのは当然ですが、それに気付く事すら、我々人間は焦りの中から忘れてしまいます。
 そこで、とにかくすべてを整理する事から始めましょう。まずは、
   今やり残している仕事は何か!
と自分に問いかけ、それを紙に書いて落としてください。
   スランプは、気散から始まります。
その気散の原因は、ほとんどが仕事の散漫にあります。従って、
   やる事を決め、決めた事をやる!
この意志を自分の中に叩き込み、それもしっかりと紙にしたためてください。
   そして、自分自身の姿勢を変えましょう!

       スランプ脱出はこれでおしまいです。
       来週からは又、別のお話です。乞う、ご期待……!


続きはまた来週……!