潜在意識の大活用・あなたが変われば全てが変わる
潜在意識ってどんなもの？
成功への道しるべ！成功方程式
〜黄金律を体得せよ！〜
朱に交わっても相手を白く変えるほどのエネルギーを自分のものにするには、この世を形作っている根本的な力を知り、その大いなる力に畏敬の念を抱く心を作ることから始まります。
浄土真宗ではこのエネルギーを「他力」と呼び、般若心経では「空」と表現し、神道では「神」であり、科学者は「法則」と言いました。呼び方はどうであれ、我々人間だけではなく、この宇宙に存在するもの全てがこの範疇の中に、決まった形で存在します。
このとてつもなく大きなエネルギーの下で、我々人間は、生きる証として謙虚に自分の成功の姿を想像すると、そこに大いなる人間のエネルギーである「精力」が生まれます。
精力は端的に言えば“夢を抱く力”と理解しておけばよいでしょう。そして、この力はやがて、その人間の心の器を形成し、そこに精神が生まれ、何物にも動じない信念（不動心）が根付くのです。
この不動心を会得したものは、不思議なことに皆同じ感性を持ち、同じ境地を共有します。それは、まるで成功には方程式が存在するかのように、形が決まっているのです。
＝成功の形とは？＝
世界には数多くの宗教が生まれては消えて行きましたが、永らく信仰を集めている宗教は世界三大宗教（キリスト教・イスラム教・仏教）はじめその全てが、一つのことを宣っています。
ここは一つ粗っぽく言うことをお許し頂いて申しますと
「あなたが自分にして欲しいことを、人にしてあげなさい」
という一行で一致します。よって、逆説的に言うと
「あなたがされて嫌なことを、してはいけません」
となります。
これは、成功するために、我々が常に心の根底に留め置く最大公約数で、「黄金律」といいます。
この黄金律をしっかりと実践すれば、必ずあなたの人間関係は改善され、素晴らしい人生を体現することが可能だと、聖人達は異口同音に言っています。
皆さんは「な〜んだ、簡単じゃないか」と考えるかも知れませんが、これがまた非常に自己葛藤を伴う命題なのです。
黄金律：自分のして欲しいことを人にすると言うことは、例えば「お金が欲しい」と思ったならば、あなたはお金を相手にあげなければならないと言うことなのです。さて、あなたはできますか。きっと、心の奥から欲望が顔をもたげて、もの凄い躊躇の心に見舞われるでしょう。
でも、あなたが欲するものは皆が欲するのは、ちょっと冷静になれば至極当然のこととして理解できますね。
人間世界のみならず、この世は全てに対して平等に「他力・神の力」は働いているのです。それを我々は自分を中心にしか、自分の眼からしか物を見ません。それを「偏見＝バイアス」と言います。
偏見で物を見ることこそ、失敗の基なのです。宗教が我々に教えてくれる成功の鍵の第一歩は、偏見を捨てる（＝正見）心を己に養う事だったのです。
黄金律とは、言い換えれば、物事を正しく見て、そして、その結果を判断する眼を養う手段なのです。
成功への第一歩は、黄金律の実践から始めましょう。
続きはまた来週……！
