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今週の喝 第97号(2007.2.25~3.3)成功への道しるべ!成功方程式  〜自分の心の制御が出来て、初めてプロ言えるのだ〜

潜在意識の大活用・あなたが変われば全てが変わる
潜在意識ってどんなもの?

成功への道しるべ!成功方程式
〜自分の心の制御が出来て、初めてプロ言えるのだ

 感性を鍛えるとは、微妙な違いを明快に分けることができ、その上に、自分自身が意識しなくてもできるようになって(習慣化して)自分の技量とすることと前回お伝えしました。
 この微妙な違いが分かる感性をどんなにしっかりと鍛えても、一瞬に能力が発揮できない状態になることがあります。それは、自分の心が感情や欲望に支配され、理性が影を潜めたときに起こります。
 「感情が間違いを作る」と言っても過言ではありません。人には常に自分の心に三人の自分がいるのです。

 理性的な自分。
 感情的な自分。
 欲望に揺れる自分。

この三人が一つの身体に住み、入れ替わり立ち替わり、環境や対人関係によって出す顔が異なります。
 さてこれを野放図にしておくと、「斑気」となって全く対外的信用を失ってしまいます。
 どんなに能力があっても、信用が無くては何も始まりません。「斑気」は人生最大の敵と認識してください。斑気の素は、全てが自分の心にあります。つまり、人生の正否は自分の内側に潜んでいるのです。だから古人は皆「克己(こっき)……己に克て」と結論づけたのです。
 兵法家の孫子も「彼を知り、己を知れば、勝ちすなわち危うからず。天を知り、地を知れば、勝ちすなわち極まらず」と言いました。自分を知ることがどれだけ大変かを知った者をプロというのかも知れません。

=プロフェッショナルとは、理性の人!=
 プロフェッショナルとはどういう人達を言うのか……これは入社試験に良く出る問題です。また、これはビジネスマンのみならず、全て技量でもって生業をたてる人間(芸術家やスポーツ選手も含めて)も知りおく必要があります。

 私がイメージするプロ像は四つあります。

(1)想定能
 何事も起こりうる状態を想定し、不慮の出来事やトラブルに即応できる体制を常に維持する。(シミュレーション能力)

(2)責任感
 自己責任を明快にする人の特色は、何事にも素早く反応する。素早い反応をするには、それ相応の訓練が必要で、その反復こそ自負心と責任感を育む要素となる。
(英語で反応を<Response>。これを名詞形にすると<Responsibility>=責任となることからも、反応することが責任の始まりであろう)

(3)継続力
 専門家として何事にも即応するには、継続した訓練がなければ成しえない。(断続状態では無理)しかも、それが無意識化され、反復し続ける能力の中に達成感、充実感があり、そこに自分の仕事に対する満足感を味わえる人間。

(4)模範となる品性と人格の持ち主
 技量だけではなく、生き様に尊敬に値する品性と人格(品格)備え、常に問題解決に向かう心構えをその精神に持ち続ける。

 プロはお金を稼ぐこと(利潤の追求)はもちろん必須の心構えでしょうが、これだけなら亡者、ブローカーの類と変わりません。そこにプロフェッショナルとして燦然と輝くには、人の人望、尊敬、オーラが存在しなければなりません。その為には「自分が選んだ道に対する精神的基盤」が明快であることが何よりも大切なのです。

「次号の今週の喝は3月5日に更新します」

続きはまた来週……!