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今週の喝 第91号(2007.1.14~1.20)成功への道しるべ!成功方程式  〜多難の年をたくましく生きるために1〜

潜在意識の大活用・あなたが変われば全てが変わる
潜在意識ってどんなもの?

成功への道しるべ!成功方程式
〜多難の年をたくましく生きるために1〜

 問題を解決する側の人間になることは、リーダーの素養の第一義です。その為に必要なことをしっかりと押さえてゆけば、今年丁亥(ひのとい)という多難(になるであろう)な年をバッチリ乗り越えることが出来ます。
 「干支(えと)なんか迷信さ」と思っておられる方が多く居られますが、これは中国四千五百年の統計学の英知が見事に結集した、世のバイブレーションを表しています。
 旧日本海軍の名提督・山本五十六は、航空隊を創設するにあたって、四柱推命や姓名判断の専門家の意見を取り入れて人員選抜した結果、驚くほど事故率が減ったという言います。
 人の命をあずかる長官であるからこそ、全てのことを否定せず、又それにのめり込まず、冷静に統計学の立場から<占い>を選択しました。
 我々が住まう大宇宙銀河系内太陽系地球号には、我々が知り得ない大きな力(パワー)が秘められています。それを古人は<天>と呼び敬いました。
 天の意志に従って、尚かつ我々の仲間である人間をしっかりと認めてゆく……人は誰しも、良い面と悪い面が紙の裏表のようにありますが、その良い面をでる事こそ大切なのです。
 愛人というと、最近では不倫を連想しますが、もともと愛すると言う意味は、人を認める・愛でるの意味なのです。お正月の挨拶「おめでとう」もここから来ているのではないでしょうか。

=敬天愛人=
 西郷隆盛が座右の銘にした「敬天愛人」の言葉こそ、リーダーがしっかりとその本質を理解し、実践しなければならない要素です。
 戦争という極限状態に身を置いた山本五十六であるからこそ、<天>の存在を痛いほど感じたと思います。また日露戦争当時の連合艦隊名参謀秋山真之も、バルチック艦隊を完膚無きまでにやっつけた日本海海戦の勝利を「天佑神助」と謙虚に語っています。

 天佑神助とは「天が味方し、神の助けがあった」と言う意味です。

 中国の英知は、四千五百年も前にいち早くこの点のエネルギーに気付き、之を「」として、我々にその年の注意事項として残しました。干支は・で出来ており、その組み合わせは最小公倍数の六十通りとなっています。そして、この一巡りを「」といいます。
 よって、今年の干支である「丁亥」は、六十年に一回巡ってくるのです。まるで地球(世界)が六十年に一呼吸するように、大きなサイクルを形成しているのです。そしてそれは来る二月三日の節分から始まります。
 皆さんも、古人の智恵、干支を自分自身の人生の良き参考書として、大活用していただくと必ずや「天佑神助」の恩恵に浴することが出来るでしょう。

 そこで豆知識です。
干支の干は「幹」という意味、そして支は「枝」を指し、人や大自然の営みを「木」に例えているのです。そしてまた、干は「兄」の意味でもあり、支は「弟」を指します。つまり主従の関係ですね。
 中国思想の根幹を成すのは「陰陽五行説」と言い、ものには「陰陽」つまり裏表があり、それが全て「五行」に影響を与えているという考え方です。五行とは五つの根幹という意味で、中国では全宇宙を構成している五大元素を<木・火・土・金・水>としました。そして、それぞれが全て裏表(兄弟)と変化します。木の兄を「きのえ」、木の弟を「きのと」とし、順次「ひのえ、ひのと……」というように並べてゆき、それにそれぞれ独自の性質を表す漢字を当てはめました。
 それは「・・・……」と言った具合に、五行を陰陽で掛け合わせ「十干」としたのです。そして、それら全てに当てはまる性質を表しました。
 今年は「丁」の年です。この字は「|」「一」からできています。「|」は上に伸びようとする勢いを表していますが、それを「一」が上から蓋をしてそれを阻止している姿を表しています。 つまり「丁」の年は

「勢いはあるけれども、思い通りに事が運ばず<蛇行>する」

                ことを暗示しているのです。


続きはまた来週……!