M&Uスクール

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今週の喝 第87号(2006.12.17~12.23)成功への道しるべ!成功方程式  【記憶術で集中力を鍛える】〜その12〜

潜在意識の大活用・あなたが変われば全てが変わる
潜在意識ってどんなもの?

成功への道しるべ!成功方程式
【記憶術で集中力を鍛える】〜その12

 記憶術(基礎結合法)のお話もいよいよ大詰めです。
12週にわたってお伝えしてきた記憶術を、ちょっぴり真剣に取り組まれた方は面白いように、あなたの頭脳が何事もイメージ化し始めていることに驚かれることでしょう。
 しかし、今まで「1番、2番と練習してきたけれど、ろくな言葉を覚えてこなかったなあ」と思っている方もおられるでしょう。でも、ご安心下さい。スポーツを例に取ると、野球選手はゴルフもテニスも上手なように上達が早いように、一芸に秀でると多芸を制すのです。そこには「運動神経」というスポーツ全ての基が鍛えられているから、上達速度が早いのです。
 スポーツに於ける運動神経と同様に、人生・勉強・技術・試合など全ての成功の秘訣は「イメージ化」にありました。
 人のコミュニケーションでも、言葉を言葉として受け取るのではなく、言葉を映像化(イメージ化)して聞く習慣を付けると、ほとんど忘れることはありません。もし忘れたならばイメージが希薄だったのです。
 イメージ化することを想像力と言いますが、この想像力をプラスのエネルギー(創造的)に変えなければ、逆に人生を悪い方向へもってゆくことすらあります。
 同じイメージ化でもプラス思考とマイナス思考では雲泥の差です。さてこの分かれ目のお話しです。

=プラス思考への誘い=
 マックスウェル・マルツ博士「自己像」の研究から、自己像そのものが人生の限界であると導き出しました。自己像とは、自分が抱いている「価値観」と言っても良いもので、具体的にはその人間の<選択肢と優先順位>に他なりません。つまり、自己像とは「運命」を司る根源的要因だったのです。
 しかし、その自己像を変えることは重要であると認識できても、実際に自己像をイメージチェンジするとなると、それ自体が潜在意識にインプットされているため、人の顕在意識では中々上手く変えられません。なぜなら、潜在意識は言わば無意識であるが故に、もの凄くやっかいなのです。無意識も自分の心です。しかも過去に色々と体験したものや反復した事柄がしっかりと「癖化」してこびりついているのです。分かっていても自分ではどうすることも出来ないのが「癖」です。自己改善が上手く進まないのはこのような心のメカニズムだからです。
(余談ですが、私は無意識化されたものの内マイナスの行為行動を「癖」と呼び、プラスを「習慣」と区別しています。)

 昔から「無くて七癖」と言うくらい、癖は自分では気付きにくいのです。むしろ、その癖の影響をもろに受ける周囲の人間の方が敏感に察知します。なぜなら、その人の無意識の行為によって利益・不利益が生じるため、心の根幹に直接響いてくるからです。そして、もう一つ古人は「傍目八目」という素晴らしいことわざを残していますね。その意味は「直接囲碁の勝負に挑んでいる人間より、周りの人間の方がリラックスしているため、八目も先まで読めた」というのです。

 でも、ご安心あれ!

このことわざに、大きな秘密が隠されていました。それは「真剣」になるより「リラックス」している方が良いと言うことです。
 ですから、
リラックスという状態を、科学的にしっかりと研究してゆけば、解答が得られるはずです。
 さてその答えは、来週のお楽しみです。(思わせぶりでゴメンなさいね)


続きはまた来週……!