M&Uスクール

潜在意識の有効活用を教える学校”M&Uスクール”のサイト

今週の喝 第86号(2006.12.10~12.16)成功への道しるべ!成功方程式  【記憶術で集中力を鍛える】〜その11〜

潜在意識の大活用・あなたが変われば全てが変わる
潜在意識ってどんなもの?

成功への道しるべ!成功方程式
【記憶術で集中力を鍛える】〜その11〜

記憶術(基礎結合法)のお話をしていますが、単に記憶得意人間を作るためにお伝えしているのではありません。記憶するために、私達は<イメージ>を作り出し、そのイメージパワーによって記憶するのです。
 約30年以上前になりますが、人の脳は右と左でその機能が違うことが発見されました。左脳は[ 言語・計算]といった理知的な部分を担当し、右脳は[情緒・イメージ]などの慈悲(愛)的な感性を受け持ちます。
 よって、人間同士のコミュニケーションは、発信者の描いたイメージを言語に置き換え、その言語を聞いてイメージに置き換えることによって意思の疎通がはかられる仕組みになっています。イメージが言語に変わる時、または言語をイメージ化するときに不思議なエネルギーが出て、その内の一つのパワーが記憶力となるのです。
 人が何事も創造的に想像する時、得も知れないエネルギーが生じ、そのエネルギーはオーラとなって自分や周りに影響を与えてゆきます。
 だから、夢多き人(将来のビジョンをしっかりとイメージ化している人)は輝いて見えるのです。そして、人は自分の目標をイメージ化し、目的(何のためにその目標に向かって進むのか)をしっかりと自分に言い聞かせられたとき、あなたはあなたが目指す目標に向かって、自分を近づけようとする自然なエネルギーが働き、願望が達成されるのです。

=左脳(言葉)を右脳(イメージ)に=
 Q、氷が溶けると何になりますか。

この問いに対して、「それは水に決まっているではないか」と答える人が、日本人ではおよそ8割以上という研究結果が出ています。もちろんその回答がまい違っているのではありません。しかし、青森県のある幼稚園で同じ質問をしたところ、半数以上の園児が「春になる!」と答えたといいます。
 理知的に想像すれば、氷が溶ければ水で何ら間違いではありません。しかし、はやく外で遊びたいと思う北国の幼稚園児は、氷や雪を春を待つバロメータとして見ていたのです。本当に情緒深い感性ですね。
 科学的にものを見ることも非常に大切ですが、氷が水になったからと言って、一体何をしようというのでしょうか。そこにはほとんど何もありません。つまり、そこでこの質問は終わってしまいます。
 ところが、春になれば子供たちは、元気いっぱい外で鬼ごっこや駆けっこをし、魚釣りやハイキングなど楽しいことが沢山できると夢を見、その夢がまた次の夢を生むという正の連鎖が起こり、そのイメージは尽きることがありません。
 人の人生はこのように、心に描いたイメージへ自分を近づけようとするエネルギーによって、その運命は形作られていくのです。
 その為には、いつも心にイメージをわき出させることを習慣化することが最も肝要です。その為に、我々M&Uスクールは
記憶術を通して右脳を活性し、いつもイメージ力(情緒)豊かで創造力のある人間に変身していただくことを、モットーとしています。


続きはまた来週……!