M&Uスクール

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今週の喝 第79号(2006.10.22~10.28)成功への道しるべ!成功方程式  【記憶術で集中力を鍛える】〜その4〜

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成功への道しるべ!成功方程式
【記憶術で集中力を鍛える】〜その4〜


我々人間がイメージ脳を活性させているとき、飛躍的に集中力は増大します。人の人生における<成功>を考えるとき、この集中力はそれを実行する上に於いて、最高のエネルギーとなるのです。
 よって脳裏に描くイメージを強烈なものにすればするほど、集中力も格段にアップするのです。我々人間にとって最大の敵は、<気散>です。従ってこの大敵を退治する上でも、集中力アップ=イメージ脳の活性は、必須条件なのです。
   強烈なイメージ、奇想天外なイメージはより強力な集中力を自分のものにする最短距離です。
 その訓練をするために、M&U SCHOOLでは、<基礎結合法>という記憶術を用いてそのレッスンをしています。

=決してイメージチェンジはしない 基礎結合法=
 さて、先週までは身体に番号を付けた<基礎票>に、出来るだけ強烈なイメージでもって、自分が覚えたい項目を結合させてきました。
 頭だけで考えているときは、気が散っている我々人間も、基礎票(身体の部分)を自分の手で触れているとき集中力が増していることに、気付いていただけたでしょう。(バックナンバー参照
 さて、如何でしょうか。強烈なイメージで基礎票と結合させた項目を一度ふり返ってみましょう。

 <1番=頭の天頂→ボールペン>でしたね。<2番=おでこ→はさみ><3番=左眼→電車><4番=右眼→湖>……と上手く記憶がよみがえってくるでしょ。
 「そんなに上手く行かないよ」と言われる方は、もう一度、基礎票チェックをしましょう。人は「楽と得を求める」性質がその根本にありますから、余りにも簡単なこの基礎票作りをいい加減にしてしまいがちなのです。いつでも出来るからこそ今やらない凡人最大の悪癖から脱却するためにも、「習うより慣れろ」の精神で反復練習をしっかりと強化してください。
 また、「基礎票はバッチリなんだけど、覚えられないよ」と言う人は、きっと、あなたが描くイメージが上品で希薄だったのでしょう。
 例えば<1番=頭の天頂→ボールペン>を記憶するのに、「天頂にボールペンを乗せた」というごく普通のイメージで結びつけたとします。すると、我々は20番まで逐次基礎結合させている過程で、1番の天頂に『何か』乗せたという記憶はあっても、『何を』乗せたかはあやふやになってしまいます。そんな時、我々は「このイメージは希薄だな」と感じるはずです。そこで凡人は「もっと強烈なイメージにしよう」と考えて<イメージチェンジ>をしようとします。これが失敗の元なのです。
 ここが、今週の注意点です。

我々の脳裏に最初に浮かんだイメージを<First Impresion 第一印象>と言います。この第一印象は、その人の持つ心の状態を表したもので、そのイメージの希薄さ、強烈さは、その人の事に当たる重要度を表していると考えても良いのです。
 「何が何でも覚えるのだ」と決心した人は、必ず強烈な第一印象イメージが湧いてきます。「覚えられればいいのになあ」程度の姿勢の人は、やはりこの思念に比して希薄なイメージしか湧いてきません。また、このような思念の有り様は、その人の育った環境にも左右されます。上品に教育された人はそれだけ、イメージも希薄になりがちなのです。
 そこで、第一印象イメージが希薄であっても、決してイメージチェンジをしてはいけません。そこで「希薄だな」と気付いたあなたは、そのイメージをもっと<強烈化>することに腐心してください。
 例えば、「ボールペンを1番の天頂に乗せた」だけのイメージしかでなかった人は、そのボールペンを金槌か何かで思いっきり叩いておくのです。そうすれば、自分の頭の上で、ボールペンが壊れ、中のインクがドロリとあなたの頭に粘り着きます。そして、金槌で殴られ、頭蓋骨が割れ、激痛の頭蓋骨にそのインクがドロリと染み込んでより痛さが増した……などと、想像を深めてゆくのです。

 イメージが希薄なときは、決してイメージチェンジをしない!

 希薄なイメージを深化させて、より強烈化をはかる
 これが、記憶術マスターの注意事項第2条なのです。

 

続きはまた来週……!