潜在意識の大活用・あなたが変われば全てが変わる
潜在意識ってどんなもの?
成功への道しるべ!成功方程式
【記憶術で集中力を鍛える】〜その2〜
あなたは物覚えが良い方ですか、それとも悪い方でしょうか。若いときは何でも覚えることが得意だった人も、年をとるにつれて忘れっぽくなったり、人の名前などがすぐに出てこなかったりしますね。しかし、名前が出てこない人も、相手の顔は脳裏にしっかりと浮かんでいます。
また、認知症やアルツハイマー病の傾向が見られる人は、最近のことは忘れますが、遠い昔の思い出や恐ろしい出来事は決して忘れてしまうことはありません。ここに、人間の不思議が隠されていたのです。
“覚える”と“忘れる”という事態を生じますが、過去の強烈な出来事や印象はイメージとして飛び込んでくるため、人の記憶として鮮明に画像で脳裏に焼き付きます。つまり、左脳(計算脳)で覚えたものは、そこから気を離すと忘れる傾向が大きくなりますが、右脳(イメージ脳)に記憶されたものは、気を散らしてもしっかりと残るのです。この我々人間の脳の性質を利用すれば、素晴らしい記憶術を手に入れることが出来るのです。
=躰に座標を付けよう 基礎結合法=
さて前回、顔全体に番号を付けましたね。
1番=頭の頂点 2番=額(ひたい・おでこ)
3番=左目 4番=右目
5番=左耳 6番=右耳
7番=左の鼻の穴 8番=右の鼻の穴
9番=口 10番=咽
そして、この身体の番号を奇数は右手、偶数は左手で、しっかりと押さえてゆく訓練をお伝えしました。誰かに番号を言ってもらって、さっと自分の手でその身体の部分が自在に押さえられるまで練習します。
さて、今回はその続きで11番から20番までを首から下の身体の部分に番号付けします。
11番=左肩 12番=右肩
13番=左胸 14番=右胸
15番=お臍 16番=性器
17番=左膝頭 18番=右膝頭
19番=左足の甲 20番=右足の甲
さあ、しっかりと自分の手でその部分を押さえながら、番号と身体の部位を一致させてください。「15番」と言えば、さっとお臍に右手がゆき、「6番」と言えば左手が右耳を押さえていますね。これからは身体の部位を番号で呼ぶくらい、習熟してください。
少し太り気味の人は、「19番」となって右手で左の足の甲にタッチするとき苦しく感じるのではないでしょうか。そんな時はダイエットに心掛けましょう。
この身体の部位に触れるだけでもとても良い運動になるでしょ。ここが大切なのです。一度覚えたラジオ体操はほとんどの人が死ぬまで忘れないように、筋肉の動きを伴った記憶は、非常に強烈にその印象が焼き付きます。これが、身体で覚えると言われる所以です。
これで皆さんは、頭の先から足の甲まで1番から20番までの番号がしっかりと付き、<基礎標>が出来ました。つまり、20個の事柄を記憶する準備が出来たのです。
1,身体の部位に付けた番号。
2,手でその部位を押さえる感触。
3,身体の筋肉を動かす。
この三つのコンテンツを用いて、いよいよしっかりと記憶する内容を結合してゆきます。まだまだ初心者ですので、最初は簡単な日本語の名詞から記憶する訓練に入ります。
この記憶法が身につくと、誰でも至極簡単に英単語や人の顔と名前、個人情報のの一致など、楽々記憶してゆくことが出来ます。
さあ、ワクワクしながら20個の単語(日本語)を紙に書いてみてください。
1、ボールペン 2,はさみ 3,電車 4、湖 など
のように、20個まで今から覚えようとする名詞を列挙しましょう。そして、番号と名詞を完全に一致させながら、これを完璧に記憶してゆきます。
続きはまた来週……!