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今週の喝 第76号(2006.10.1~10.7)成功への道しるべ!成功方程式  【記憶術で集中力を鍛える】〜その1〜

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成功への道しるべ!成功方程式
【記憶術で集中力を鍛える】 〜その1〜

 人の頭脳は左脳と右脳に分けられるように、左脳は計算脳右脳は感覚脳です。人があることを覚えるのも右と左とでは覚える様式も違うことが近年の研究で明らかになってきました。
 左脳は理性的に計算して覚え右脳は感覚的にイメージで焼き付けるようになっています。
 今までの学校教育は、この左脳の良い人が成績の良い人と言われるような授業をしてきました。それは明治期に西洋文化をいち早く取り入れるためにどうしても、理解脳が早急に必要だったからです。それが平成の代まで尾を引いているのです。
 ところが、理性脳(左脳)だけを鍛えると、頭脳明晰な人は出来ても、情緒的な新しい発想はなかなか浮かびません。つまり、石頭が出来てしまうのです。これでは、記憶してもそれを応用するのは苦手な融通性のない頭が出来てしまいました。

 そこで今回から、右脳(イメージ脳)をフル活用する方法を、「記憶術」を使ってお話ししましょう。この方法をマスターすると、皆さんは極度に磨かれた集中力も同時に体得することになります。
 この方法を会社経営や受験にしっかりと生かして、あなたの中にある素晴らしい才能を徹底的に大活用してください。

=記憶大好き人間に大変身 基礎結合法=
 勇気……この人間にとって最も大切なエネルギーを鍛えるのに、記憶術をマスターすることで、この勇気を湧かせようと言う、一見とてもおかしな「今週の喝」ですね。じつは、ここで皆様に学んでいただく「基礎結合法」という記憶術は、右脳(イメージ脳)を活性し、それによって集中力を自然な形で身につけてゆく方法です。よって、イメージが湧いているときは人の脳は集中していて、そこからほんの少し努力すれば、先回お話ししました情緒の最高段階である「慈しみ」と言う感覚を自分の心に芽生えさせることが出来ます。
 「慈しみ」とは他の人と同化することです。つまり「一体」になることです。ここでよく間違うのが「合体」です。一体は本当にひとつになること、合体は二つのものが一緒になることです。これはまだまだ別々のものです。そこで、本当のイメージとは自分とそのイメージが一体になっていることが必要です。自分とイメージが一体であるがゆえに「勇気」が湧いてくるのはごく自然の姿です。
 成功哲学と言われるものは、みな「心に想像したものは実現化する」という共通理念が存在します。しかし、多くの人がそれを試み、そして失敗しました。その理由は、この一体化が出来なかったからです。

 さて、記憶術の実践に入りましょう。
先回の「喝」でお話ししましたが、「左手」「右手」をお茶碗とお箸で、数字のビスケットを分ける練習をしましたね(バックナンバー参照)偶数は左手奇数は右手を挙げる訓練です。みなさんはしっかりと練習したでしょうか。これがやがてとても大切な動作になりますのでバッチリ反応するようにしておいてください。

 今回は先ず、あなたの顔のパーツに番号を付けます。
 首から上に1から10までの番号を付けます。

     1番=頭の頂点  2番=額(ひたい・おでこ) 
     3番=左目    4番=右目
     5番=左耳    6番=右耳
     7番=左の鼻の穴 8番=右の鼻の穴
     9番=口     10番=咽
 番号付けの法則は、体育の時間の歩行訓練で「1、2,1,2,左、右、左、右」と教えられましたので左が先、右が後です。そして、器官の上から、眼科耳鼻科と覚えてください。つまり<眼→耳→鼻→口→咽>となります。
 さてここまでしっかりと番号が付けられたら、「1番」と声に出して、あなたの手でその部分にしっかりと触れてゆきます。その時、「1番」は「奇数」で「頭の頂点」ですから、右手であなたの頭の頂点にタッチします。奇数は右手ですね。
 同様に、「2番」は「額」ですから、左手でタッチ。「3番」は「左目」ですので、右手でタッチします。以下同様にしっかりと顔のパーツにあなたの手で触れていってください。「7番」と言うと左の鼻の穴にあなたの右手がタッチしていますね。
 お気づきでしょうが、この時顔のパーツとあなたの手がクロスしているのが分かりますね。ここがミソなのです。
 さあ、しっかりと無意識に反応するまで訓練しましょう。


続きはまた来週……!