潜在意識の大活用・あなたが変われば全てが変わる
潜在意識ってどんなもの?
成功への道しるべ!成功方程式 〜その15〜
人の成功の最大要因は集中力にあり、我々は頭脳だけに頼らず、それを五感に訴えかければ、とてつもない才能を発揮することが分かってきました!
そして、その集中力を分析すると、「集中していいるときは、イメージ力が活性している」ことが分かります。イメージ力がしっかりと発揮されているときには、人はそのイメージと同化(同じ状態)しているため、何事も実行動に移そうとするエネルギーを触発します。この状態がプラスの方向に働き、人間関係に作用することを<慈しみ>と古人は言いました。
慈しみの心は、同化の心です。すなわち“自分事”なのです。ここまで自分の心を引っ張ってゆくことが出来た人は、必然的に己の心に“勇気”がわき出てくるのを感じるはずです。
「勇気を出せ」と励まされても、命令されてもおいそれと姿を現さない“勇気”は、イメージ力の活性によって生まれた「慈しみ」という感性から必然的に生まれる能力なのです。
中国賢人の一人老子も
「勇気は慈しみの心から湧きいずる」と言っています。
=イメージ力の獲得は、勝利の凱歌=
勇気には、<動の勇気>と<静の勇気>があります。動の勇気とは、実働の勇気。弱きを助け、悪きをくじくため己の身が例え犠牲になろうとも邁進してゆく気概のことです。また、静の勇気は、忍耐・寛容・自制心など自分の心を冷静に正しく導くエネルギーです。この勇気という素晴らしい感覚抜きに行動に移ることを「暴挙」と言います。勇気は理性、暴挙は感情から発せられ、人の品性・人格を測るものさしです。つまり、「勇気」という心の状態を自分のものとすることが真の人間性の確立と言っても良いのです。
その為にも、しっかりとしたイメージ力を身に付ける訓練をしてゆきましょう。ここでは「基礎結合法」というスーパー記憶術を使ってお伝えします。
=基礎結合法その(1)=
まず、左右の手を奇数・偶数に分けます。M&U SCHOOL方式では右手が奇数、左手が偶数です。よって、「奇数」というと右手を挙げ、「偶数」というと左手を挙げます。だから「3」だと右手、「56」だと偶数ですから左手となるわけです。
これを自分で「奇数」「偶数」「8」「2」「11」などと声を上げながら自分の手をそれに即してあげる訓練をしてゆきます。しっかりと反応出来るまで、しっかり練習してください。そして、自分が自分に反応できるようになれば、今度は誰かに言ってもらい、自分がどう反応するか確かめてみてください。
これも、練習をしっかりやれば(反復練習)必ず出来るようになります。しかし、とても時間が掛かることを体験されるでしょう。人間は時間が掛かると「挫折」する確率が高くなります。
よって、もっと時間短縮しなければなりません。
そこで、右手はお箸を持つ手、左手はお茶碗を持つ手でしたね。このことを先ずあなたの呼吸をしっかりと整えて静かに目を閉じて、くっきりとイメージしてみましょう。あなたは今、右手にお箸、左手にお茶碗を持って食卓に座っています。
そして、目の前にむかし子供の時に食べた数字のビスケットがお皿の上にあります。そのビスケットのうちの偶数のものをお茶碗の中に入れましょう。お箸では奇数のビスケットだけをつまみましょう。すると、お茶碗の中には「0,2,4,6,8」、お箸には「1,3,5,7,9」のどれかのビスケットをつまんでますね。左のお茶碗には偶数、右のお箸には奇数のビスケットのイメージをしっかりと体感します。
そこで、もう一度、先程の「奇数」「偶数」「3」「46」などと声を上げて、挙手練習をしてみて下さい。
どうですか。前よりも正解確率とスピードが上がったでしょ。
「これと記憶術と何の関係があるの」と感じられるでしょうが、いては事をし損じる……のことわざもあります。まずは、しっかりとこの体感反応を自分のものにしてください。先ずはこれが出来るようになることが、素晴らしい能力開発の第一歩となるのです。
続きはまた来週……!