M&Uスクール

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今週の喝 第678号(2018.4.16~4.22)

潜在意識の大活用・あなたが変われば全てが変わる

 成功への道しるべ!この世は全て催眠だ419

 

「格好良い」ことは、能力喚起の泉

 自分の子供時代を振り返ると、人間は“格好良い”と感じたものに引き寄せられ、そのように自分もなりたいと思います。
 私が小学校一年生の時に、連続テレビドラマのさきがけ「月光仮面」が放映され、日曜日の午後6時はこの番組を観るために10分ほど前からテレビの前を、当時の子供達が陣取っていたのを懐かしく思い出します。
 「♪どこの誰かは知らないけれど、誰もがみんな知っている。月光仮面の叔父さんは、正義の味方だ良い人だ……
 このテーマソングを口ずさみながら、ヒーロー月光仮面が着用しているマントさながらに首から風呂敷を巻き、自転車をバイクに見立て、公園を疾走していました。その時のことをじっくりと思い出すと、まさに身も心も「私が月光仮面!」でした。
 不思議な事に、後年、関西フィルハーモニーからこのテーマソングをフルオーケストラに編曲する仕事をもらったのですが、そのサウンドは耳の奥にこびりつき、少し埃はかぶっているものの、全ての楽器のサウンドが甦ってきたのです。以前にも申しましたが、私の小学校時代の音楽の成績は、それはもうお恥ずかしい限りで、楽譜を読む(後に、書く)などと言う高等技術が身につくなどと思っても見ませんでした。
 そんな私が、新世界交響曲を切っ掛けにして、“感動”という心と身体が同時に作用する感性を取得して以来、それまで内気で何をやるのも「アカンタレ」だった私が、勇気づけられ、能動的に変身してゆきます。この新世界交響曲に私が感動するルーツともいえるのが、「月光仮面」であり、その映像のバックに流れるテーマソング、そしてバイクに跨がった“格好良い”月光仮面の正体が大瀬康一扮する名探偵・祝十郎(いわいじゆうろう)であることが分かっていてもワクワクしました。そして、内容は「勧善懲悪(かんぜんちようあく)」。白い衣装の月光仮面が、黒い衣装の悪役・サタンのツメをやっつける……しかも、困ったときには必ずオートバイに乗って颯爽と現れるのです。後にこの原作者である川内康範先生から直接お話を聞いたのですが、制作費がなくて全てが借り物で間に合わせたそうです。あの憧れのオートバイは、ホンダ50ccカブを白く塗っただけのものだったそうです。それでも“格好良かった”……!

 

★★「アンカーリング」は成功の“おまじない”★★

 昔から、「歌は世に連れ、世は歌に連れ」と歌謡番組の司会者が言ったように、私たちの記憶は音楽や美術、またスポーツなど感性に訴えかけるものから、連鎖的に甦ってきます
 人生に於いて、苦しかった時代に流れた歌はその当時の苦労を思い出させ、また逆に、勇気づけられた歌は、それを“アンカーリング”として無意識に用いることもしばしばです。アンカーリングとは、その昔、高校野球で斎藤佑樹が、ここ一番の決め球を投げるとき、ハンカチを取り出し手を拭くことによって、自分を信念化させたのを思い出して下されば良いですね。一見何の関係もないハンカチと投球……しかし、ここには「ハンカチを握れば、思い通りの投球が出来る」という暗示が秘められていたのです。つまり、暗示を介することで我々人間は、信念化に結びつける「おまじない」効果が出るのです。また、そこに絶大な効果がでるから素晴らしい!音楽は、その最右翼に位置するのです。
 軍隊に於いても、どこの国でも必ず軍楽隊をもっています。これは、まさしく「士気を鼓舞する」ためのもので、閲兵等の儀式を荘厳かつ盛大に演出し兵士達のやる気と勇気を出す手段としては絶大な効果があります。「鼓舞」とは、音楽と踊りのことですが、これは大いなるエネルギー喚起をもたらす二大要素だと気付いた古人に感服します。人間は、
 「格好良いものに惹かれ、そこから、夢や希望を誘発し、勇気をもって挑戦してゆく
 これは“心の法則”といって良いでしょう。私が今日まで色々なことを乗り越えられてきたのも、月光仮面をルーツとする「格好良いものに憧れる感性回路が脳内に作られ、その増幅の役目をしたのが“音楽”でした。脳学者の中野信子さん流にいうと、音楽はアドレナリンやドーパミン・エンドロフィンなどの誘発剤なのです。そして、これら全ての回路が脳内に出来た人間は、「感動回路」(私が名付けました)を有することになり、「格好良い」方向に向かおう、向かおうとする能動的エネルギーが生まれるのです。それが“忍耐や辛抱”という人生に於いて最も重要な性質を育む元になるのです。
 私が先輩からのいじめや、親との確執、また厳しい練習に耐え抜き、人との競争に挑戦できたのも、そのルーツは「月光仮面」でした。

   この続きは、来週のお楽しみ……('-^*)/