M&Uスクール

潜在意識の有効活用を教える学校”M&Uスクール”のサイト

今週の喝 第661号  (2017.12.18~2017.12.24)

潜在意識の大活用・あなたが変われば全てが変わる

成功への道しるべ!この世は全て催眠だ402

 

         感動は、勇気の源泉!
                                 
 
  好きこそものの上手なれ」……私は、現在の年齢になって、過去の所業の成り立ちを分析すると、人間がAuthority(権威者・第一人者)となるのは、色々な運命線によってゴブラン織のように人生を彩っていると考えていましたが、よくよく、その糸をほどいてゆくと、一般に“優秀な人間”と言われる基準である頭脳明晰性や記憶力、計算力などより、もっともっと重要な要素があることを発見しました。
 それは、「好き」という単純な“感情の濃度”が、その分野に関して大きなエネルギー源として作用しているようです。初めは「好き」という感情(心)も、やがて“感動”に変わり、それこそ「矢も楯もたまらず」行動にでるようになります。そして、行動によって湧き上がった情念が、やがてその事に没頭する“集中力”となって、俗に「寝食を忘れ」というように“時間”を超越してゆきます。
 先週、私の小学校時代の体験で、隣の今津中学校体育館の通風孔から、吹奏楽部の練習に聞き入り、夜の9時にお巡りさんから
 「きみ梅谷君か?お父さんやお母さんが探してはるで……」
と、夜になっても帰ってこない私に、親たちが捜索願を出すほどの執着でした。もちろん、お巡りさんに連れられて家に帰った時、お巡りさんから詳しい説明と共に、
 「あんまり叱らんといて下さい」
と言ってくれたにも関わらず、父親からは大目玉を食いました。
 しかし、不思議な事にいつもなら父親の雷は恐ろしくてたまらないはずなのに、全く怖さを感じないのです。いや、それより先ほどまで生演奏で聴いていた新世界交響曲第四楽章の第一テーマが頭を巡り、父親の言葉は耳には届けど心には届きません。それより、「私のしたことの何処が悪いのか?」という無言の自問自答と共に、私の心には生まれて初めて“勇気”の実感がありました。

 

★★人間の原初的恐怖を克服せよ!★★

 この時の体験は、私を著しく成長させました。今までは、父親に叱られると、そのサバイバル法としてメソメソと泣くことで父をあきれさせ、そのウザったい叱責から早急に回避する術を覚えていたのですが、その日は初めて、そんな姑息な手段を執らず、堂々と父の目を見て心配かけた事への謝罪が出来た記念日となりました
 これもあの力強い新世界交響曲第四楽章第一テーマが、私の潜在意識に眠る勇気の扉”を開き、人間としての威風堂々性の気付きを目覚めさせてくれたのです。音楽には、このように人間の奥底に眠る感動のエネルギーを喚起する大いなるパワーが存在することを実感した瞬間でした。
 後の研究から分かったことですが、人間には三つの原初的恐怖が心に存在し、幼少期とはその恐怖心に勝てずにいる時期なのです。また、大人になるとはこの恐怖心を乗り越えて、むしろ感動や探究心、冒険心を育む材料に活用するようになるのです。さて、その三つの恐怖とは、
   ①高いところ
   ②暗いところ
   ③大きな音(声)
 ですから、我々が子供の頃、イタズラをすると、親に“押し入れ”に閉じ込められたり、親父の怒鳴り声には屈服したのです。まさに、人間は無意識に、幼少教育の時期には原初的恐怖心を活用して躾をしていたのです。
 また、子供が少年期に入りヤンチャを始める頃になると、月光仮面など人気テレビ番組の主人公の格好をして、家の屋根に登って何か誇らしく思ったものです。これも、この原初的恐怖心を乗り越えて成長した証しなのです。
 かく言う私も、今津中学吹奏楽部の40名の演奏の大音量で感動し、父親の一喝する雷に耐えられたということは、シッカリと大人へと成長を遂げていたということです。

 そして、音楽専任教師・田中信雄先生の演出の下、ヘンデル「水上の音楽」のアレグロのテーマがタンノイ製スピーカーから体育館に荘厳に鳴り響く中今津小学校を卒業し、隣接する今津中学校へと進学します。(もちろん公立なので自動的に……!)
 私が中学一年を迎えたのは昭和39年(東京オリンピックの開催年)で、その年の「春の選抜高校野球」の行進曲は、梓みちよさんの大ヒット曲「こんにちは赤ちゃん」を大阪市音楽団団長・辻井市太郎先生が見事にアレンジされたものでした。
 我が今津中は、入学式には選抜高校野球の行進曲を、日本一の吹奏楽部の演奏で新一年生を迎えるのが恒例のこととなっておりました。
新一年生入場」の号令と共に、入学式会場である体育館の2階に陣取った40名の吹奏楽の勇ましいフォルテのファンファーレと共に、私はピカピカの一年生になりました。そして、正式に大迫力の吹奏楽の演奏に接したのです

   この続きは、来週のお楽しみ……('-^*)/